『ファンの、玄人と素人?』 | フィーチャーズ

フィーチャーズ

フィーチャーガールによる
コラム女子プロレス団体

どうも、トンカツ食べてお腹が痛い鈴木です\(^o^)/


胆嚢弱いので油物だけは本当苦手です…。

でもさっぱりしたもの食べてもちゃんと太ってくんですが、誰か何故なのか教えてください。





さて、鈴木は今回8.8新日G1横浜文体に行きましたよ!


鈴木はまず会場のお客さんを見るのですが、やっぱり新日は新しいファンが増えてるみたいですね。



若い人も沢山いて、素晴らしいことです!


ただ今回、プロレス会場って独特の閉鎖的な雰囲気があるなあということに気づきました。




それは真壁選手の試合でのこと。


会場には真壁選手を一生懸命応援する女性が会場にいたのですが、彼女はひたすら

「真壁さーん!本気出してがんばってー!真壁さーん!本気出してー!!」

と叫び続けていました。



彼女はきっとプロレスを観出してから日が浅く、まだお決まりの応援文句など知らないのでしょう。



思えばかく言う私も
一番最初にスーパーJr千葉ポートアリーナ大会を観た時は、プリンスデヴィット選手に対して

「王子ー!いけ!がんばれ王子!」

という謎の声援を送っていました(笑)


今じゃ考えられません…


でもまあ、知らなかったらそんなもんです!




そういった経緯もあり私は彼女の不慣れで必死な声援を聞き、可愛いなあと思いました。




しかし、どうやら周りは違うようでした。


クスクスと笑う声。
何というか、やれやれこれだから素人は…という意味合いの周りの反応が周りから聞こえてきました。




私はふと、上京したての時に入ったスターバックスでのことを思いました。



スターバックスでは、飲み物は独特な言い回しでサイズを指しなければなりません。
ショート、トール、ラージ、グランデといった具合に大きくなっていくのです。



何分田舎者な私はスターバックスでの注文の仕方がよくわからないので店員さんに元気よく

「Mサイズ的なやつで!」
とオーダーしました。

私が無難なサイズを希望している旨を一般的な用語を使って伝えた…はずでした。



店員さんは慣れているのか何事もなかったかのようにトールサイズを選んでくれましたが、

後ろに並んでいた女子高生がどうやらクスクス笑って私の間抜けなオーダーを馬鹿にしているようでした。


そしてなんと、次のオーダーで間抜けな声を出して(不覚にもソックリでした…)私の真似をするのです!



田舎者をバカにするなんて意地悪ね!伝わればいいじゃないか!と思い、恥ずかしくなりすごく居心地が悪くなった覚えがあります。




私はそんなことを思い出し、
ああ、同じ現象がプロレス会場でも起きているのだと思いました。



あの独特な、素人はこれだからの雰囲気です。




確かにプロレスの話をしていると、今だに居心地の悪さを感じる時もあります。


長年プロレスを観ている方とお話した時、
君は全然分かってない!と古き良き時代の話を長々とされたことがありました。


なんだかまるで、
その時代を知らない私はプロレスを観る資格はない!と言われているようで段々憂鬱になったのを覚えています。




でも考えてください。


私には、お金を払ったのでフラペチーノを飲む権利はありましたし、プロレスを観る権利もちゃんとチケットを買ったのでありました。



新しいファンも昔からのファンも、チケットの金額は変わりません。

プロレスが好きな私達に、知識以外何も差はないのです。


楽しむ権利は皆平等にあるはずです。




今はスターバックスのお姉さんがMサイズはトールだと何度か教えてくれたおかげで、マンゴーフラペチーノをトールサイズで頼むことができるようになりましたし、

会場のファンの皆を何度も見ていたから小島選手とほぼ同じタイミングで、いっちゃうぞバカヤロー!と言えるようにもなりました。



私がちゃんとフラペチーノをオーダーできるようになったのは店員さんのおかげだし、
いっちゃうぞバカヤロー!をいいタイミングで言えるようになったのはお手本を見せてくれたプロレスファンの皆のおかげだと思っています。




なので鈴木の願いは、
どうか若いファンを否定しないで温かく迎えてやって欲しいということです。




もし私がもっと打たれ弱かったら、笑われるのが嫌でもう二度とスターバックスへは行かなかったかもしれません。
プロレスも観るのをやめていたでしょう。



マンゴーフラペチーノを飲みたいのに、女子高生に馬鹿にされるのが嫌で行けなくなるなんておかしな話です。

それと同じことで、試合に関係ないことがプロレス会場から足を遠のかせる原因になり得るだなんて、実につまらないじゃありませんか。




長く観ている人達には若いファンを否定するのではなく、プロレスの色んな楽しみ方をどうか教えてあげて欲しいです。


そして新しいファンの人達が入れる風によって、昔からのファンの人達が新しい楽しみ方を見つけられるようになれば素晴らしいと鈴木は思うのです。


フィーチャーズ

AD

フィーチャーガールさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります