『学プロサミット2013』 | フィーチャーズ

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フィーチャーガールによる
コラム女子プロレス団体

先週電車でたまたま内藤哲也選手と乗り合わせ、思い切って声をかけた鈴木。


「後ろ姿なのになんでわかったんですか?」

と聞かれ、


「え、だってハム(腿の裏の筋肉)が常人とは違うじゃないですか!」

と答えました☆


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変態だと思われたかな?


内藤選手、飲み会の後はほとんど夜通し筋トレだそうです。
すげー!カッコイイ!!!



そして今日はついに川越シェフにコラされてしまった…なんか最近色々ある鈴木です!\(^o^)/


たまたまTwitterで見つけたんだけど!

この身体は若かりし頃の私です…脚を椅子にぶつけまくってアザが耐えなかった某アメリカンレストランでの日々を思い出します!




さて今回鈴木は学プロサミット2013を取材しました!



学プロは初めてだった鈴木ですが、実は一ヶ月前から楽しみにしていました。



思い返せばまず一番初めに学プロの情報を得たのは潮吹豪選手からでした。


ある日Twitter上で潮吹選手がコアな筋肉ネタをされているのをたまたま見た鈴木は、いてもたってもいられなくなり(確か僧帽筋トレーニングについてでした)

絡んだこともない豪選手にまたコアな筋肉ネタで彼にリプライしてみたのがきっかけで、学プロサミットについて知ったのが始まりです。


潮吹豪選手の学プロに対する愛情の深さと、年上のお姉さんが好き!という熱い気持ちをひしひしと感じたのが最初の印象でした。



それからタイガーベッドシーン選手からもTwitter上でご挨拶があり、

エーブリエタースではダイヤモンド☆フユカイ選手から学プロサミットのチラシの設置をお願いされ、

28日に近づくにつれ、学プロという字を目にする機会が気づくととても多くなっていきました。


学生の皆さんは興行を成功させようとすごく頑張ってるんだなあというのをひしひしと感じました。




そして実際観てみると、学プロに対する先入観が良い意味で何度も打ち壊される結果が待っていました。



それまでの鈴木の人生に於いて
学生プロレスを観る機会は残念ながらありませんでしたが、学プロの思い出が一つだけあります。


件の踊るアメリカンレストランでの話。

ある日一度学生プロレスの選手が来たことがあったのです。


その選手は「学プロをやってる」と言うのですが、何度聞いても酷い下ネタだからと名前を言わないのです。


私もう十分大人だから大丈夫ですよ!と言っても頑として名乗ろうとしません。

確かそれでも5回くらい粘ってみましたが、結局最後まで教えてはくれませんでした…(笑)



なので学プロといったら、初対面の女の子に言うのをためらうような下ネタ系リングネーム!というのが最初のイメージでした。


その時は名乗れないような名前なんて損してるなあと思ったものです。

最近は下ネタのリングネームは受け継ぐべきでない悪い伝統だ、と否定的な見方をされることもどうやら多々あるようです。



しかし、実際会場では下ネタのリングネームはむしろプラスの働きをしているようでした。


学プロの会場では普段は大きな声で言うのははばかられるような単語を、お客さんが異常なほどの一体感で叫び出すのです!


う◯ちー!とか、ち◯こ!とかを、どの会場でも見たことないくらいの盛り上がりでみんなコールするんです。


生で見ると圧倒されますよ!


多分試合の興奮といけないことを言っている!と言う気持ちも相まって一体感が生まれるのでしょうか…。

もしかしたら普通のリングネームではあそこまで盛り上がらないかもしれません!


多分会場に来て実際観戦を楽しんだお客さんで、選手のリングネームに問題意識を持つ人はいないでしょう。



下ネタのリングネームは、会場の雰囲気を更に非現実にし観客を引き込む要素だったのか!と鈴木は実際観てみて目からウロコでした。





更に驚いたのが、選手のパフォーマンスレベルの高さでした。



中でもシコラス精子選手はとても印象に残ってます。


彼は入場からレベルが違いました。

音楽に合わせて扇子を仰ぎ、会場を手やお尻を出してお客さんにタッチし一周!
確かに素敵なお尻をされてますし、それを除いても彼から目を離せない自分がいました。


シコラス選手はテクニックより何より、鈴木は表情や細かい表現がとても豊かで楽しかったのが印象的でした。

プロでも硬くなる大舞台での試合を、あの余裕。流石四年生です。
すごく楽しそうにこなしていて観ていてこっちも楽しくなりました!

鈴木がツーショルダー好きという贔屓目を除いても、プロレス界はもちろんどこでも器用にやっていける気がする選手でした。




そしてセミのタイガーベッドシーン選手vs挿入アスカ乱プレー選手が印象的でした。


なんと潮吹豪選手が交通事故により脚の太い方の骨を骨折してしまい急遽アスカ選手がべっしん選手の対戦相手に、という事実を会場で知った鈴木。


会場には車椅子で駆け付けた豪選手の姿が。
セミとメインの実況をされてました!学プロのレスラーは多彩です(^ ^)


べっしん選手はジョセフ、アスカ選手はDioをリスペクトしているという偶然にも実にジョジョ色の濃い二人の試合。


急なカード変更でどうなるかと心配していましたが、これも運命だったのでしょうか。

素晴らしい試合でした!


アスカ選手はDio様のザ・ワールドを使い時を止める能力がある選手なので、そうです、漫画と同じく時を止められたら終わり!技を食らうしかないのです。

ザ・ワールドの攻防や流石の試合数のべっしん選手の確実なテクニック、アスカ選手の華麗な技会場も私も興奮しっぱなしでした!


なんだか、
本当に良い選手と良い仲間が集まったから後楽園ホールでこんなに素晴らしい試合を作り上げられたんだなあ…とじーんとくるものがありました。



ただ、退場するアスカ選手にペットボトルを投げつけ罵声を浴びせた某メガネのオジサンを見晴らしの良いマスコミ席からばっちり顔まで見てしまったのは気分良くありませんでした。

それなりに名がある方なので、普通はそんな非常識なことできないと思うのですが…。
選手へのリスペクトのない行為はとても残念でした。



しかしその時のアスカ選手の対応はDio様もビックリなクールさでした。


冷静そのもの、さらにニヤッとしてみせる始末!

鈴木には口角泡を飛ばし無謀にも挑む非力な人間風情を嗤うDio様が見えた気がしました(笑)

結果としてアスカ選手の高い対応力を披露することになった事件じゃないでしょうか(*^_^*)



そこにシビれる!あこがれるゥ!





そして最後に出場選手全員がリングにあがりフィナーレを飾る場面。


実況を終えると静かにリングを見守っていた潮吹豪選手。


会場に学プロサミット2013、
彼の四年間の青春の終幕を告げる音楽が鳴り響いた瞬間、大粒の涙を流していました。



プロレスラーには引退はないと言われています。


しかし学生プロレスラーにはしっかり卒業というものが待っている…。



学生プロレスラーにはプロレスラーとはまた違う何かを感じていましたが、この刹那的な輝きが彼らの持つ魅力のひとつなのかもしれません。





しかし学プロってなんて素晴らしいんだろう!みんなとずーっとこのハッピーな空間にいたい!もう鈴木今日から学プロのリングの下に住む!!
と涙で潤んだ瞳で選手全員がひしめき喜び合うリングを見つめながら思いましたが、


「みなさん!後楽園ホールの超過使用料は30分20万円です!!私たちにそれを支払う余裕など 到 底 ご ざ い ま せ ん ! !どうか速やかにお帰り下さい!!!」

という必死でとても現実的な叫びのおかげで正気を取り戻し、鈴木はリングの下に今夜の寝床をこしらえることもなく無事に帰路につけたのでした(^_^;)



そして今こそDio様ことアスカ選手のザ・ワールドを…と思ったのは鈴木だけではないはずでしょう!(笑)


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