横浜 強盗殺人などの疑いで容疑者2人を逮捕 闇バイト実行役か

去年10月、横浜市の住宅に押し入り男性を殺害して現金を奪ったなどとして実行役とみられる容疑者2人が逮捕されました。
この事件は、闇バイトで集められたグループが関わったとみられ、別の実行役1人と被害品の回収役らがすでに起訴されていて、警察は、グループの実態解明を進めています。

逮捕されたのは、愛知県春日井市の営業員、藤井柊容疑者(27)と、住所不定で無職の久保田陸斗容疑者(22)の2人です。

警察によりますと、去年10月、横浜市青葉区の住宅で75歳の男性に暴行を加えて殺害したうえ、現金およそ17万円と貴金属など50万円相当を奪ったとして強盗殺人などの疑いが持たれています。

首都圏で相次いだ闇バイトグループによる事件のうちの1つで、別の実行役が強盗致死などの罪で、被害品の回収役らが組織犯罪処罰法違反などの罪ですでに起訴されています。

現場で見つかった指紋などから今回、逮捕された2人も実行役として関わった疑いがあることがわかったということで、調べに対し、藤井容疑者は黙秘し、久保田容疑者は「暴行は加えていない」などと供述しているということです。

2人は千葉県内で起きた複数の強盗傷害事件でも逮捕・起訴されていて、警察は指示役の特定など、グループの実態の解明を進めています。

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