nasastar

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@nasastar
歴史研究者(アイルランド近代史)です。と、明言しておかないと自分の専門がなんなのかよくわからないぐらい、器用貧乏な役回りを押しつけられています。基本、不器用です。
Joined April 2009

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ちなみに私は、大学の授業でちゃんと名刺の渡し方も、上座の位置も教えて居ます。インターンに行く準備でね。で、教えるときのポイントは、「こういう下らないことで君らをバカにし、評価を下げようとするダメな大人に対抗するために、理屈と所作を一通り頭にいれておこう。5分で終わる」です。
「教養」的なものって、知識としていっぱい知っておかなきゃならない、という話ではなく、その都度ちゃんと調べるとか、信頼性の高いソースに当たるとか、そういう所作の普及を推し進めたい。
細野さんに対して、多くの大学教員がガチギレしてる。それは当然で、うまく、綺麗に、完璧なフォームで地雷を踏み抜いてる。これはなかなかできない。天性のもの。彼の政治家としての資質の根幹にある問題なんだと思う。
また緊急事態なんだなと痛感したこと。近所のスーパーの鮮魚コーナーに生のアナゴが並び始めた。今回のはちょっと見たことないぐらい身が厚い。食材のキャンセルが出始めたんだなと。白焼きにしてわさびつけて食べる
フジロック、三日間で3万5,000人でこれだけ大騒ぎなんでしょ。日割したら一万ちょっとでしょ。うちの学部生がちょうどそれぐらいか。大学院生に教職員いるからそれより多いわけよね。って考えたら無理だよね。大きなキャンパスだけどフジロックの会場より狭いもん
ブリテンさんは医療費削減のために、だいぶ前に10年かけて減塩政策つうのやってな、住んでる人は気がつかない程度、でも旅行客が久しぶりに行くとびっくりするぐらいのレベルの減塩に成功してるので、元より味ないのに、塩っけすらなくなったんだ。
このまま二年ぐらい収束しなかった場合、学生サークルのダメな一気飲みの文化とか死に絶えるのかな?それはそれでありだな
シンガポールの人達の歴史認識知りたきゃシンガポール国立博物館の歴史展示みるとよろし。日本統治時代はそれこそ英国による開発・植民地支配と同じく「一室」割り振られる重要度。なおかつ僕が見たときの説明は"the darkest chapter in Singapore's history"というなかなか強烈なもの。
元文科大臣が、学術会議はこの10年以上、答申も出してないとか言ってるみたいだね。胸に手を当ててよく思い出してみよう?あなたが大臣の時に、諮問した?してないよね。うん、だから答申ないんだ。本来なら答申すべき案件あったんじゃね?
方言札はね、戦前の話だけではないのよ。戦後もあるのよ。復帰前。1950年生まれの私の母がおそらく中学生の頃。1960年代。「復帰」が目標にされ始めた頃に、「自発」的にね。なので、もう少し話がややこしく、センシティブな話
ある段階までは日本という国はすごく公衆衛生に気をかけるというか、金をかけていたんだよ。でもこの二十年ぐらい、気を抜いたというか、金もかけてないし、人育てる手間もかけてないし、インフラの整備も遅れた。なぜなのかは、みんな胸に手を当てて考えてみよう。
ノーベル賞についての研究者の感想の多くが、研究費これ以上減らさないで、という内容に収束され始めていることに、現実の闇を感じる
学士院会員がフジテレビへの出演をボイコットぐらいやってみたらいいんじゃないかな。なおノーベル賞の発表の時期なので、誰か受賞した時に本気で困る話になると思います。
新書を数時間で読んで、それを10分ぐらいで「掻い摘まんで」説明する。これがごくごく当たり前にできたら、大学初年次でできたら、無茶苦茶優秀です。はい。断言できます。いきなりは殆ど無理ですね。
入試の試験監督したことない人にはわかんないかもしれないけど、明らかに来ちゃダメな体調の人、一部屋に一人二人いてもおかしくない感じよ。代替措置ないことが多かったから無理してでもくるよ
大学の環境が整っていると、下宿は最小限でいいのよね。本当に寝るだけの部屋でいい。朝大学行って、図書館使ったり自習室使ったり、食堂で飯食ったり、その辺で友達と駄弁ったり。でそれが全部使えなくなってるんだから、まじ勘弁してほしい展開だよね
都会と田舎の違いで一番大きいのは職業の幅だと思ってる。田舎になればなるほど幅は狭くなる。継げて将来明るい家業があるなら話は別だけど、そうでないならばこの差はでかい。将来何になりたいか?どう生きたいか?の目標設定の幅が狭くなる
教養が大事だ、という風潮は歓迎したいが、なぜここまで軽視されてきた?というのが考えるべき本筋なんじゃないかな。なんでそのレベルの素養のない人たちを起用し、評価してきたのか
今の学生さんにはピンと来ないかもしれないけど、四半世紀前の大学教員、一部のチョーク芸人呼ばわりされてた人を除いて、授業無茶苦茶下手だったからね。パワーポイントないし、レジュメ配ってくれる人も稀。下手すると板書もない。あれと比べるとみんなすごくうまくなってるんだよ
ご存知のように現会長はノーベル賞取った梶田さん。予算の概算では彼を月に10日程度仕事して貰う予定。実際にそれぐらいは来て貰わないと回らないと思われる。28,800×10日×0.8=230,400。これで今、いきなり政府とネゴシエーションする仕事振られているわけだ。嫌がらせにもほどがある。
日本の大学のダメなところはいっぱいあるけど、教育の質が低いみたいな話言われると反論したくなる。この学費でようやってる、本当にそう思ってる。
なんか歌ってる香取慎吾を久しぶりに観れたので、なかなか満足した。誰が作った曲か気になったが、まさかの向井秀徳。すげーな。
日本とドイツは先の大戦の前から最中にかけてやり過ぎたので、歴史の政治利用に歯止めが掛かってるのです。西洋の国々でも、正当化のための歴史学はだいぶ後退してます。私の留学してたアイルランドも大戦ではなく内戦の反省から、ナショナリスティックな歴史学はアカデミズムではほぼ無くなってます
准教授の平均年齢50歳超えている国立大が増えているのをみて、時流を感じますね…
昔学生に、研究者の生活ってどんな感じ?と聞かれたて答えたのは「毎日日曜日。でも毎日休日出勤」という答え。楽しいし、ある程度コントロールできるが、でも常になんかある感じ。
共産党は大学を潰したいのか?授業料返還とかやったら、マジで、多くの大学潰れかねんぞ。ほとんど余裕ないなか、無理くり準備してるぞ。私立だけじゃないぞ、国立、公立もやばいぞ。文科省が出す?出してればこんな状況なってないぞ
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植民地統治、軍政支配、そして戦後の諸々。これらを乗り越えてシンガポールは今ある、そういうストーリー。忘れてはならない、しかし乗り越えられた暗い過去、そういう扱いですよ。ポイントは「忘れてないが、乗り越えた」ここね。ここを外さなければ、上手くやれる関係なんですよ。
表象扱うお仕事、文脈への理解が本当に大事だから、そういう仕事したい人は、ちゃんと勉強しような。本読んだり、映画見たり、音楽聴いたり、漫画読んだり。で、それがどういう文脈の上に成立してるか、その文脈がどう変化してるか、ちゃんと押さえておこう。その抑え方を早めに学ぼう
真面目な話をすると、授業の予習で経済史の入門書読んでだけどさ、産業のイノベーション、具体的に新しい機械の導入が起こる条件は人件費が高い場合らしいよ。人件費安くて、なおかつ長時間働かせることができる条件だと、馬車馬のように働かせてしまう。すると次第に国際的な競争力が下がっていく
「出来の悪い奴らはブルーカラーな」というのはなかなかキツい言霊でね、ブルーカラー出身の親御さんほどそれを回避したいと思ってたというのを踏まえて、ブルーカラーでも高収入、ある段階はブルーカラーでもそのあとちゃんとジョブチェンジできる世の中にしないと回らんよ。
数学嫌いだから文学部みたいな時代ではないので、高校で数学捨ててはダメ。なお意外と生物や地学の知識もあると便利だし、テーマによっては化学や物理も必要。なので理系科目捨てろとかいう大人は無視して頑張れ
たぶん目指すべき未来は、「大学生になったんだから自由に遊びたい」という概念を壊すこと。大学生でなくても自由に遊べる社会を。高校生でも社会人でも遊びと学業や仕事のバランスをちゃんと取れるように。で取れている人をより評価する社会を
理工系の学生さんたちの間では、半ば信仰に近い感じで、「文系科目」は意味がない、劣っている、役に立たない、という発想がありますからね。その辺もどう壊していくかも大変でしょうね
日大の案件、MeToo的な流れになっていくんじゃないかと思ってはいる。たぶんその前にもやっていただろうし、もしかすると他のチームや競技でも似たような案件はあるだろう。当然他大学のスポーツ以外のことまで含めてね。いい機会なんじゃないですかね。
オリンピックボランティアの学生動員についてつらつらと考えてるんだけど、一番闇が深そうなのは学部四年生に対して企業、特に協賛企業が内定とセットで研修と称して動員かけるパターンかな。
「創られた伝統」という概念は、「はいそれは創られたものです、残念!」というハシゴ外しのためにあるだけではなく、なぜそれが必要だったのかを考察するための糸口として意味があるんだと思うのよね。あとはそれが仮に「創られた」としてもある程度の年月が経つことで意味を有したりするわけでさ
病気に罹って怒られるとか、みんなもうちょっと冷静になろう。まずは大丈夫?とか、早く元気になって、とかそういう言葉からじゃない?
今、院生の指導で研究時間についてどう指導したものかを悩んでいる。僕自身、修士ぐらいまでは徹夜すればどうにかなる、そういうスタンス。博論前にこれでは到底もたないと判断して、瞬間最大出力よりも「安定平均出力」を重視し、規則正しい生活に移行して今に至る
だって学生さんテレビ持ってないのよ。新聞読まないよ。雑誌も買わないよ。世間が狭いのよ。認知させるの無茶苦茶大変なのよ、今
古臭い人間なので、大学の価値の何割かは図書館なのよ。弊学は頑張ってるが、蔵書はまだまだ改善の余地がある。が、まあ立地である程度カバーできることもあるから、最低限のラインは超えてる。でもトップではない。トップ… 東大も慶應も早稲田も一橋もいい図書館というか蔵書すげーよな
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こういう関係のときに「忘れろ」と強要されたら、「乗り越えた」という今が壊れます。前提なので、忘れたわけではないのでね。なので、それをほじくり返すのはナンセンスよ。
種の話といい、水道の話といい、奨学金の出世払いの話といい、本当に周回遅れの新自由主義的改革がまかり通るのが、今の日本。なんかすごいな
大学はそもそも今、上の世代の人が想定してるような「遊ぶ」余裕はないです。コロナ関係なくないです。ないことをちゃんと理解させる間もなくオンライン対応まで課したのでパンクしたところも多かったようですが、そうでなくても既にパンパンです
一限はオンデマンド用の時間として空けておこう。それでみんな幸せになれる。幸せになっていいんだよ。昼前ぐらいから一コマぐらい大学に来て、なんか活動して帰る。これがポストコロナの大学よ。満員電車から解放されよう。寝坊からの自由よ
うちの大学だけで何億?みたいな感じで光熱費上がってるのよ。どこでそれ吸収する?それは研究費と研究時間削るしかないのよ。教育の質落としちゃいけないから。それで研究実績下がってると怒られ、それで次は個別でクラファンしろって言われるんでしょ。そのネタ作るために研究時間削られる…それどう?
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歴史認識と国際関係ってそういう話ばかりでしょ。忘れないんですよ。でも乗り越えられるんですよ。それでいいじゃん。乗り越えているんだから。
それぐらい国立大の人たちは、切り裂かれ踏み躙られ馬鹿にされコケにされてるからね。そんなことないとか言われても、僕が見てきた20年があるからね。
僕の世代ぐらいまでは、大学教育は「選抜」が目的だったので、結果として修羅場や無頼が集う鉄火場みたいな雰囲気はあったんだと思う。ただ僕が大学でお仕事しはじめる2010年前後ぐらいから状況が変わって「選抜」よりも「育成」に舵を切り始めたんだと思う。結果、指導法などは大きく変化した
学生さんへのアドバイスというかフィードバックでよくいうんだけど、いわゆる「欠如モデル」的な思考に陥りやすいのよ、僕らは。で、「正しいこと」を伝えれば、ちゃんと状況は変わる、みたいな思い込みに縛られてる。でも、それで何も変わらないというのは経験論的にもわかると思うんだよね。
ダルビッシュとキャッチボールするとしよう。どうする?可能な限りいい球投げてもらいたいよね。でも素手というわけにはいかないよね。まあ専門店行って、自慢しながらいいグローブ買って、オイル塗って、練習するよね。これが専門家とのコミュニケーションの基本だと思う
もうなんだって潰そうと思えば潰せるのよ、この国は。国会だって潰してるようなもんじゃん
おかしいな、数日前になんかすごい剣の霊力とやらで雨止めて、虹が出たんだろ?今だぞ、その力使うのは。また止めてよ。
大学の施設の中に宴会場あって何が悪いんだ?学会やったり海外からゲスト呼んでセミナーやったりする時に学内にそういう施設あると楽なのよ。特に地方だと街中まで移動するのも大変。しかも結構スペース必要。感覚としては立食で100人だとちと足らん。
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我々が求めているのが忘却ではなく、真実を知って欲しいんだ、とかはもっと酷い話なります。先方には先方の専門家と膨大なデータと、それに基づく議論がありますので。ものすごく嫌な顔されると思います。共には乗り越えてないんだなという絶望がやってくるわけですからね
強迫観念のように、大学生になったら遊べる、とか、大学時代しか遊べない、とかそういう呪縛から楽になりましょうよ。社会全体としてね。それをやりながら経済成長も自己実現も達成できるようなあり方に。
どこの史学科でも、まず最初にやるのが、フィクションとノンフィクションの切り分けなんだよね。傍からみたら同じ箱に入っているんだと思うけど、そこ切り分けるところからスタートなので、話が噛み合わない。これは日本だけでなく、少なくとも英語圏は一緒だと思う。
NHKで芸大の「電気代コンサート」取り上げてる。でも廊下の蛍光灯抜かれてるのは芸大だけでなく、多くの国立大もそうで、なおかつウクライナの前からずっとなんやで…
歴史学に進む人は概ね二段階のステップ踏んでると思うのよね。フィクションとして利用される歴史が好きで史学科に進み、そのあと学問としての歴史学の面白さにハマる。僕だって信長の野望や三国志やら大航海時代に触れてなければ、史学科なんぞに進んでいない
私は特任上がりなので、極力味方してあげたいんだけどさ、無理だよ。どんなロジック使っても、ダメだよ。非正規の弱さも学問の自由も何もかも適用できないよ。で、その後の世代に猛烈な悪影響与えるんだよ。最悪だよ。
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スーパーのサンドイッチとかはわかりやすい。見た目から想定されるほどしょっぱくなくてびっくりする。素材の味がしっかりとわかるから、良いサンドイッチ探そうという気にもなる。そもそものハムもチーズも美味しいからそんなには辛くはない
なぜ学生さんはほとんどのなんの成果も出してないのに、最短ルートがあるに違いないと、楽な方法を求めたり、根拠もなく勝手にやり方を定めるのだろうか?成果をあげることも大事なんだが、色々と挑戦しながら、アドバイス求めながら、自分なりのやり方を探すのもトレーニングの一環だと思うけどね
大学入試共通テスト。あれさ、大学が協力してるからあの価格で提供できてるということは、ちょっと認識してた方が良いと思うのよね。で、複数回やるとなると大学側のコミットメントを大幅に減らさなきゃ回らん。すると、質を維持しつつ複数回、単純に考えて一回あたりの費用は爆上がりするな
若手が学会で自分を売り込む相手は、「先生」たちではなく、同じような状況にある同世代の若手だと思うんだよね。「先生」たちはすぐにいなくなるけど、同世代の若手は、自分がリタイアするまで同じように伴走してくれる仲間になってくれるだろうしね。そっちが大事よ、たぶん
英語ができない人に限って、英語を教授言語とする困難さが理解できない。ただそれだけ。そういうことを言い出す人たちにちゃんとした高等教育と英語教育を提供できなかったのが最大の敗因
学生さんの課題を眺めている。一年生対象の課題なんだけど、「大学に通学できるようになりさえすれば、すぐにいい先輩や友達に出会える」というのはたぶん幻想か何かの類いで、もちろんそういう人も沢山いるけど、みんなではないぞ… この現実も直視しような…
90年代後半卒から氷河期よ。マジで決まらんのよ。特に女性。能力はお墨付きな人たちが本当に苦労してた。あとこの時期は、数値上の就職率で見ちゃダメなのよ。大学院拡張されたタイミングなので、信じられないぐらい進学してる。私の修士、歴史系同期13人とか14人とかいるからね。今の数倍よ
ずっと国立大で一番受験生集めて、魅力のある学部やコースを提供しようと努力して、それでも光熱費払うために色々削らんとまずいって、それはどの努力が足りない?どのような説明を誰にしたらいいの?
うちの大学については、大学院生の学費免除なんかよりも、全員留学の方がよっぽどやべーので、学内でもそんなに話題にはなってない。全員留学はこれから大荒れになるとは思う。ほとんどの教員は認識してないと思うけど。昨年まであった代替措置ないのよ、今年から。
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方言札掛けられた人たちはまだまだ存命なのよ。私の母は経験したそうだから。もしかしたら掛けた側もまだ存命。その行為の意味やもたらした結果を、もしかしたら悩みつつ生きているのよ
松沢裕作『歴史学はこう考える』。ゼミで使うかどうか悩んでいるので斜め読みしたんだけど、すごいと思った。我々が何をどうしてるのかを、ここまで細かく描写した書籍は無かったと思う。勉強になった。大学院生とか、一度ちゃんと読んだ方が良いと思った。
国内最大規模で客入る国立博物館で、クラファンしないと光熱費捻出できんて、それ以外は当然死んでるという話だからね。断末魔の叫びとして聴かなきゃならん話。大学はもうどこも死んでる。少なくとも国立はね。例外があるとすればファンドから資金入りそうな数校だけ
個人的には、物理的に「良い家」で育った若者に、築30年超えの木造アパート耐えられるのかというのは、非常に興味はある。引っ越して気づいたんだけど、今の新しい住居って、暖かいのよね。
アイルランドは19世紀半ばより、人しか資源がないという発想で国を作ってきたところ。あんまりイメージ沸かないかも知れませんが、皆さんの想像以上に科学立国モード。最近は特にIT系。だからGoogleもFacebookもダブリンのヨーロッパ支社置いているし、製薬系も元気
偏差値50が「真ん中」というのも幻想でさ、地方に行くとまた別なのよ。あれは全国平均の話。首都圏はその数値がそのままでいけるのかもしれないけど。僕の故郷沖縄とかね。県内の模試でわたし、偏差値85とかなってたからね。完全に外れ値扱い。なお科目は地学。
対面ちょっと勘弁してください、という学生さん本当にいるので、対面だけを提供するわけにはいかんのですよ。本当に。そして弊学だと通学1時間ならまだよくて片道1時間半、2時間弱ぐらいまでは普通にいるから、オンラインのニーズは減らないのよ。
3月末に多くの大学が決断したことは、「学びを止めない」こと。抽象的でわかりにくいのかもしれない。もう少し噛み砕くと、四年生は今年卒業できるように、一年生は向こう四年間で卒業できるように、すべての科目は難しくても可能な限り授業を行い単位を認定していくこと。文科省の方針もそれ。
アイデンティティのための歴史の利用、これは僕の博論の裏テーマ。文化的ナショナリズム論。マジでなんでも使って構築するので、歴史学的な知見をぶつけてもほぼほぼ意味ないのよ。そう信じたいと決めてしまったら、外部に被害及ばさなければ、それでいいんだと思うし。
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10分を3分に、30分に変化させたり、聴衆に対して、目的によって説明の仕方を変化できるようになったら… これ人文社会科学系の大学院生でこれができたら、ほぼ就職の心配がないレベルで優秀だと思っています。それぐらい難しい
コスパとかタイパとか言う割には、今の若い人、「要領の良さ」をあんまり評価してないような気がするんだよね。
大学教員が思っている以上に、既に社会がスカスカで、社会的関係の紐帯を結べる場所が学校しかない、そういう認識でいいのかね。だからこそ、大学に全てを求める。
どんな仕事でもそれなりに食えて、作りたければ家族を作り、欲しければ子供を授かり、安心して育てられる社会がいいんじゃないですかね?理想論だとか空想的だといわれたら、そこまで日本は貧しくなりましたか?と問いたい。それぐらいは当たり前にしようよ
この前交わした学生さんとの会話、「チャットGPT や翻訳サービス充実してるのに、こういうのやって意味あります?」答えて曰く「僕が君ら採用する側だったら、それらに出来ないことやそれらが本当に正しいかを確認する業務を割り振るために雇うよ。なのでそれらの上に行けるかどうかよ、マジで」
追い込まれた人たちが声上げてるのを、大人になれ、学者だろ、空気読めって押しつぶそうとするのは、端的にハラスメントよ。だって人間としての話なんだよ。職業の前に人間