磐梯町教委は2026年度から、児童が通う町内の小学校を選べるようにする方針を固めた。町内にある磐梯一、磐梯二の2小学校の差別化を図り、各校の特色を生かした教育を進める考え。町によると、福島県内の公立小学校で初めての取り組みとなる見通し。
佐藤淳一町長が23日、福島民友新聞社の取材に明らかにした。
現在は地区ごとに通う小学校が決まっているが、特色に合わせて学校を選択できるようにする。各校の特色などは今後詰めていく予定。佐藤町長は「教育の中身の魅力を高めていく。教育で選んでもらい、移住・定住者を増やしたい」と話した。
町が多様性などを重視して掲げる「0ー15教育基本構想」の一環として取り組む考え。29年度には町内で認定こども園の開所を予定している。