「日常的な暴力と劣悪な飼育」《牛虐待の疑い》で「茨城県畜産センターの職員ら8人と県」が書類送検も...「抜き打ち検査の予定はない」

虐待防止策「抜き打ちする予定ない」

牛の扱い方については、23年と24年にアニマルウェルフェアに詳しい大学教授ら「外部有識者」による調査を実施し、「対人反応は良好」「搾乳作業では牛が穏やかに動いており、扱いに問題はないとの評価をされた」などと記載されている。

このやり方について、元従業員は「有識者の視察は、事前に連絡して訪問するのではなく、抜き打ち検査をやる必要がある。搾乳時には、見学者用に上から作業の様子が観察できる大きい窓が取り付けられており、チェックは容易にできます」と語る。

副センター長は「私たち(研究員)が突然現場に行った時も従業員の扱いは変わらなかった。大声でどなるなど動画のような様子は見ていない。現場には以前より頻繁に行くようにしている」と話し、抜き打ちで現場確認する予定はないという。

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これについて元従業員は「突然現場に行ったとしても、視察する人がいる前で従業員は牛を蹴ったり怒鳴ったりはしない。従業員に気づかれないように観察する必要があり、それは容易にできます」と指摘する。

暴力や虐待は人の目が届かない時間帯、場所で起きる。冒頭の記事、2023年9月9日の記事『「この虐待に公的資金?」「牛の悲痛な叫びが聞こえてきます!」《牛を蹴る、麻酔なしの除角、不衛生な飼育場》...「茨城県畜産センター内部映像」の衝撃のような暴力は二度と繰り返されるべきではない。センターは市民が納得、安心できる体制をつくるべきだ。

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