情熱大陸

落語家 Vol.1339

桂二葉

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02.09(日)

よる11:00

ジジイども見たか!気鋭の噺家
原動力は「落語愛」と「反骨精神」

どこかとっつきにくい印象がある、古典落語。
これまで敬遠してきただけに、理解できなかったらどうしようか...そんな不安は杞憂に終わった。桂二葉の落語を初めて観た感想は「とにかく面白くて、分かりやすい」。いつも即日完売となる独演会の会場には、小学生の姿もあった。彼女をきっかけに落語ファンになった人が多いというのもうなずける。
密着を始めたのは2024年4月。
高い声に、おかっぱ頭。ほんわかした女性だと思っていたが、最初の出会いで印象はがらりと変わった。「"女流"ってよく言われますけど、なんか"二流"って言われてるようで、めっちゃ腹立つんです。だって男性には言わないでしょ?正直、この話うんざりしてるんですよね」。
「あほ」、「子ども」、「酔っ払い」を得意とする二葉。天性で演じているのだろうと想像していた。しかし、密着期間中、毎週どこかの寄席に出演していたのを目の当たりにする。落語会が終わると毎回、お客さんのもとへ行き、写真撮影やサインに応じる。ときにはダメ出しを求めることだってある。
今や上方落語を代表するニューリーダーと呼ばれるまでになった。責任感が芽生えると同時に、現状の落語界への葛藤も抱える。そこで、自らの思いを実行に移すことにした。
陰で文句を言うのが大嫌いだという二葉。少々の毒と、たっぷりの愛情と。落語の伝統を守り、そして壊す...新時代の幕が開く予感がする。

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    Niyo Katsura

    1986年8月2日生まれ、大阪市出身。
    2011年3月9日、桂米二に入門。
    第7回上方落語若手噺家グランプリ 準優勝
    令和3年度NHK新人落語大賞 女性初となる大賞受賞
    「探偵!ナイトスクープ」や情報番組などのテレビ出演も多数。
    古き良き大阪ことばが息づく古典落語を守り演じながらも、上方に暮らす愛嬌あふれる人々、たくましく生き抜く人々を現代の新たな感覚で活きいきと描く。
    独演会のチケットは争奪戦。

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