フジ第三者委員会の聞き取りは社員のみ…情報錯綜、デマ横行で中居正広氏へ高まる「説明責任求める声」
中居氏がAさんに直接連絡を取った
元タレントの中居正広氏(52)に「説明責任」を求める声が上がっている。一連の女性トラブルをめぐり、混乱が続いているからだ。
’23年6月に当時フジテレビ勤務だったX子さんとの間で深刻な“性的トラブル”が発生。代理人を通じて高額な示談金を払っていたことが昨年12月に「女性セブン」「週刊文春」で報じられた。
その際、X子さんと中居氏の間を取り持ったキーマンにフジ編成幹部A氏の名前が挙がると騒動は過熱。1月27日にはフジテレビが10時間以上に及ぶ“やり直し”会見を行い、同局の港浩一社長と嘉納修治会長が辞任を発表。遠藤龍之介副会長も3月末の第三者委員会の結果公表後に辞任する意向だという。
一方、この問題を追及していた週刊文春は1月28日、中居氏とX子さんの会食の経緯について
《本記事では事件当日の会食について『X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた』としていましたが、その後の取材により『X子さんは中居に誘われた』『A氏がセッティングしている会の“延長”と認識していた』ということがわかりました》
と訂正。文春編集長も自社ホームページで同様の釈明を行ったが、ネット上を中心に批判の声が強まっている。
「そうなると、中居さんがAさんに直接連絡を取ったのはナゼなのか。どのような文言で彼女を誘ったのか、という疑問が生じてくる。取材する限り、中居さんのセリフは『1対1で飲もう』ではなく、『みんなで飲もう』だったと聞いている。A氏はフジの調査に問題の会食自体を『把握していなかった』と答えている。これが事実ならば、中居さんの『みんなで飲もう』はX子さんをおびき出すためのウソだった可能性も出てくるのではないか」
そう語るのはテレビ局関係者。
中居氏の言動に疑念を感じる部分は他にもある。中居氏はトラブル発生後の’23年7月、フジ社員に状況を説明している。その際、密室で具体的に何が起きたかは言わず「男女の交際トラブル」のような印象を与える釈明を行ったという。