紗綾、11歳でのグラビアデビューを振り返って「高校生ぐらいまではずっと嫌だった」
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2005年2月、小学5年生のときにリリースした1stDVD『紗綾 さあや11歳』で衝撃的なグラビアデビューを果たした紗綾。当時を知るファンたちにとって、2022年の結婚&妊娠発表は感慨深いものがあった。グラビアデビュー20周年となる今年、グラビア活動の一区切りをつけることを発表した彼女に、激動の十代を振り返ってもらった。 【写真】グラビア活動20周年、紗綾撮りおろしカット【15点】 ──十代の頃、グラビア活動が嫌だった時期があったそうですね。 紗綾 高校生ぐらいまでは、ずっと嫌でした(笑)。デビュー当時からイベントをやると、会場からあふれるぐらいファンの方がいらっしゃって。先日、デビュー作の1stDVD『紗綾 さあや11歳』に関する当時の資料を集めていたら、YouTubeにデビュー直後の私が出演した『給与明細』(テレビ東京)の動画があったんです。 ──テリー伊藤さんが企画・案内人を務めたドキュメンタリー番組ですね。 紗綾 それを観たらイベントに来てDVDを買ってくれたファンの方々について、「気持ち悪い」と言っていて(笑)。ファンとしてはショックな言葉だったろうし、今の私だったら絶対に言わない言葉だけど、男性といえば父や親戚しか知らない小学5年生の女の子からしたら確かに素直な気持ちだよなと思ったんです。 生意気な小娘だけど、なかなか貴重な映像だなと思いながら観ていました。11歳でグラビアデビューした自分があったから、今の自分があると思っていますけどね。 ──そもそも芸能界に入った理由は? 紗綾 デビューのきっかけはスカウトなんですが、幼少期の頃から「テレビに出たい」「雑誌に出たい」という夢を親に言っていました。グラビアを糧に女優さんになるとか、テレビに出られると思っていたので、そのために頑張っていたところがありました。 ──グラビアと並行して、ダンス&ボーカルグループの一員としても活動していましたよね。 紗綾 4歳からストリートダンスをやっているおてんばな娘だったので、余計に「アイドル」「かわいい」みたいな見られ方に抵抗があって。かっこよく見られたい気持ちが強かったんです。『給与明細』でも、「水着を着るのは自分のキャラじゃない」と言っていましたからね(笑)。 ──グラビアを好きになれたのはいくつぐらいのときですか? 紗綾 二十歳前後ですね。ちゃんと作品と向き合って、大人たちに自分の意見を言えて、自己プロデュースができるようになってからです。写真集でも積極的にアイディアを出すようになりました。それまでは大人たちに言われるがまま、衣装や水着を着て撮って、みたいな部分が大きかったです。 ただ、高校生になると、私が通っていたのは堀越高校だったのもあり、周りの子たちもグラビアをやっていたんですよ。普通にプライベートでもビキニを着る年代なので、水着になることへの抵抗感はなくなりました。
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