「お留守番禁止条例」田村琢実県議に今度は「不倫キス」写真の文春砲 世間と完全なズレ、来月の政治資金集めは波乱か

埼玉自民党県議団の田村団長。「文春砲」も直撃した
埼玉自民党県議団の田村団長。「文春砲」も直撃した

埼玉県議会は13日の本会議で、自民党県議団が提出していた「虐待禁止条例」の改正案の撤回を承認した。子供だけでの留守番や公園で遊ぶことなどを放置による虐待と定め、県民に通報義務を課す内容で、県民や他会派から「生活実態を理解していない」などと批判が殺到していた。議場では、この改正案を推進した県議団の田村琢実団長に対し、傍聴人が責任を問う横断幕を掲げてヤジを飛ばし、議長から注意される一幕もあった。田村氏には今週末、「文春砲」も炸裂(さくれつ)した。ジャーナリストの宮田修一氏が、県議団の内情と混乱をリポートする。

「自民党埼玉県議団長・田村琢実県議が〝北川景子似〟受付嬢と『不倫キス』写真 『こちらのほうが子どもへの〝虐待〟では…』」

文春オンラインが12日に配信した記事には、こんなタイトルが付いていた。改正案撤回のダメージもあり、さすがの田村氏も意気消沈かと思ったが、やや違うという。

田村氏が10日、改正案撤回の記者会見を終えて会派の控室に戻ってくると、何と20人ほどの県議が立ち上がって拍手で迎えたというのだ。

ある自民党県議は「田村氏は記者会見前の会議でも、『マスコミに切り取られて県民や国民に曲解された』と声を張り上げていた。県民からあれだけ批判を浴びながら、世間との完全なズレを感じた」と語った。

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