ハマス、人質さらに3人解放 ガザ最南部ラファ検問所が再開

ハマス、人質さらに3人解放 ガザ最南部ラファ検問所が再開
 イスラム組織ハマスは1日、イスラエルとの停戦合意に基づき、イスラエル人の人質3人を解放した。ラマラで1日撮影(2025年 ロイター/Mohammed Torokman)
[1日 ロイター] - イスラム組織ハマスは1日、イスラエルとの停戦合意に基づき、イスラエル人の人質3人を解放した。
解放された3人のうち1人は米国籍も持つ男性。イスラエルも身柄を拘束していたパレスチナ人183人を解放した。
停戦合意では、第1段階でハマスは6週間で人質33人を段階的に解放することになっている。これまでに解放された人質は、タイ人5人も含めて18人。
1日はガザ最南部のラファ検問所が再開し、病気の子どもらがエジプトに搬送された。ガザ保健省の高官は、より良い医療を必要としている傷病者は約1万8000人いるが、越境許可は限られていると述べた。
イスラエルのネタニヤフ首相は4日にトランプ米大統領と会談する予定。ガザ停戦や、戦後処理の一環としてのサウジアラビアとの関係正常化などについて協議するとみられる。

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トムソン・ロイター

A senior correspondent with nearly 25 years’ experience covering the Palestinian-Israeli conflict including several wars and the signing of the first historic peace accord between the two sides.