泣きたいけど、負けない

さすがに一晩で50センチほどあろうかという雪が積もるとつらい

実は昨日は断れないＤ社長との会食会でした。

わざわざ会社に来て夫婦で誘われたので、約束していたのですが、ベトナムの彼女の話でもしたかったのでしょう。

ところがたまたま、会食会があることがいつも同席の奥様にバレて、夫婦同士の４人の会食になりました。

終始、奥様が「本当に私は貴方がた夫婦との会食は楽しいわ〜」と喜んでくださるので、外の恐ろしい状況を忘れてしまったくらいでした。

迎えに長男にお寿司の手土産を引き換えに来てもらったのですが、真横から吹く吹雪はホワイトアウト状態で、国道でさえ僅かな道路が見えるだけで、私の家までは、ほとんど道路が見えない中で送ってもらいました

家に着いたのは良かったのですが、会食会のため長靴ではなくブーツを選んだため、雪の深さがもはやブーツの長さ以上のため、やむなく車庫から入る試みに変えてシャッターを開けました。

あまりの吹雪で、目も開けられないほどで、車庫から鍵のかかった戸を叩くのですが、母が気が付かないのです

そうだ！

電話をかけました。

なんとか家に入りましたが、明日の除雪を思うと眠れず、休日の朝を迎えました。

寝ている場合ではない。

昨日の楽しかった会食会での「ベトナムにはまた行きましょう」のワクワクする約束も霞んでしまうほどの大雪に、昨日のお酒もあっという間に抜けた感じです。

雪国の除雪は諦めたら終わり。

次の日に同じくらい降ったらもう人力では取り返せない。

黙って除雪するのみ！

車庫から道路までもう少しと思うでしょ？

それがね、雪国あるあるで、この道路沿いの雪が曲者で、除雪のショベルカーが持ってきた重い重いほぼ氷の塊の壁にぶち当たるのです。

大きな氷状の雪の塊は、重くてスコップでは上がらない時もあり、大変厄介

でも、ご覧の通り〜

もう車も取り敢えず道路には出ます。

朝ごはんは食べたのにお腹が空いた〜

２時間、除雪したらヘトヘトになり、なんとなくお腹を触ると「うん！脂肪が無くなってる」

連日の除雪でいい身体ができていき、なんだかお通じも良い感じ。

除雪ももうつらくて止めたくて負けそうなんだけど、永遠じゃないし「引き締まった体を手に入れるぞ！」と自分を鼓舞させて頑張ってたら、いつの間にか50肩も治ってきています。

でも、明日もかなぁ〜と思うと、正直泣きたい私です。負けないけど