NHK朝ドラ「おむすび」 翔也(佐野勇斗)、「心までさっぱりさせる」義父の職業に憧れ 結(橋本環奈)に挑戦したいと願い出る

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「おむすび」第90回場面写真(C)NHK

女優、橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜前8・0=土曜は振り返り)。橋本演じる福岡県の糸島で育ったギャルの米田結が、栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識とコミュ力で解決していくオリジナル作品だ。公式インスタグラムが7日更新され、結の夫・翔也(佐野勇斗)が新たに挑戦したい仕事について結に明かすシーンの画像が投稿された。

★以下ネタバレあり

投稿文では「翔也が挑戦したいこと。かつて野球への夢をあきらめた翔也が再びあこがれを抱いたのは、お客さんの気持ちと向き合いながら仕事をする理容師・聖人さんの姿でした」とつづられている。

放送では、結は大阪新淀川記念病院の管理栄養士として働く一方、翔也は星河電器の総務部に10年以上勤務。一方で休日や平日の退社後に、神戸・さくら通り商店街にある結の父・聖人(北村有起哉)の経営する理髪店「ヘアサロンヨネダ」に自発的に通い、手伝いをしている。

翔也はある夜、結が医学書をめぐりながら熱心に勉強をしているところに声をかける。結は「NST(病院の栄養サポートチチーム)に参加してみて分かった。うち、まだまだ病気の知識が足りとらんって。やけん、ちゃんと勉強しようと思って」と、今後に向けて意欲満々だ。「大変だな」と話す翔也に、結は「新しいことに挑戦するってチョー楽しい」とあくまで前向き。それを聞いた翔也は「新しいことか…」と小声で独り言をいうと、意を決したように「結、俺も挑戦してみてえことあんだ。理容師の仕事だ」と切り出す。

翔也は、店での聖人について、「お義父さん、見ててかっけー(カッコイイ)と思った。スゲエんだよ、お義父さん。お客さんの髪の毛切るだけじゃなくて、心までさっぱりさせて。俺もあんなふうになりてえって思った」と憧れを語る。

だが一方で、もうすぐ30歳になるうえに、娘の花(宮崎莉里沙)がいる。「カッコイイなんて理由で転職するのはダメだなと思って」と躊躇(ちゅうちょ)。結に言おうかどうか迷っていたという。「でもやっぱりやってみてえ」と本音を語った。

結は「いいやん。やってみたいんやったら、やってみり。てか、うちら、ずっとそうやってきたやん」と言ってすぐに理解を示す。そして「明日、花にも話そう。あの子なら分かってくれる。だけん、家族で一緒に頑張ろう」と話す。翔也はそんな結に「ありがとう」と礼をいう、といったシーンが描かれた。

朝ドラファンからは「新しいこと、やりたいことやってみる。『二人で一緒に』から『家族で一緒に』に。否定せずしっかり話を聞いて理解し受け止め、支えあう素敵な夫婦」「やっぱり翔也は理容師になりたいんだね。人生何度でもやり直しができるから大丈夫」「翔也もギャル魂でまたヨーイドンや! 頑張れ」といった感想が寄せられている。

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