中国道死亡事故 運転手を危険運転致死の疑いで書類送検

おととし(令和5年)2月、美祢市の中国自動車道で起きた車の単独事故により、外に投げ出された大学生が別の車にひかれて死亡した事故で、警察は、事故を起こした車の運転手を危険運転致死の疑いで書類送検しました。

書類送検されたのは、当時、福岡市東区に住む男子大学生の22歳の運転手です。
おととし2月、中国自動車道の美祢インターチェンジと美祢西インターチェンジの間の下り線で、道路左側のガードレールに衝突したあと、中央分離帯にぶつかる車の単独事故が起きました。
この車の後部座席に乗っていた当時20歳の大学生が車の外に投げ出され、後ろから走ってきた別の車にはねられ死亡しました。
警察は、単独事故を起こした車の運転手から任意で話を聞くなど捜査を進めた結果、事故当時、路面が雨でぬれていたにも関わらず、制限速度の80キロを超える制御困難なスピードで運転していたと特定し、去年12月、危険運転致死の疑いで山口地方検察庁に書類送検しました。
警察は、任意事件だとして認否を明らかにしていません。

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