西武HD、「本川越ペペ」26年1月閉店 今後の計画は未定
西武ホールディングス(HD)の不動産事業を担う西武リアルティソリューションズ(東京・豊島)は7日、西武新宿線の本川越駅(埼玉県川越市)直結の商業施設「西武本川越ペペ」の営業を2026年1月に終了すると発表した。建て替えも含めた今後の計画は未定。観光客らが多く訪れる川越の強みを生かした活用を検討するという。
施設は1991年に営業を開始。店舗数は55店舗で、西武線沿線の住民を中心に幅広い世代が利用してきたという。「老朽化が閉店の理由ではない」(広報担当者)として、不動産価値を高めるための開発計画を今後検討するとしている。閉店後も隣接する川越プリンスホテルは営業を継続する。