山形大学 短時間勤務職員が備品を無断売却で懲戒解雇

山形大学の鶴岡キャンパスに勤務する職員が、大学が所有していた備品を勝手に持ち出してリサイクルショップに売却したとして、大学はこの職員を7日付けで懲戒解雇しました。

懲戒解雇されたのは、山形大学の鶴岡キャンパスに勤務する短時間勤務の職員で、大学は性別や年齢などは公表していません。

山形大学によりますと、職員は去年12月、鶴岡キャンパス内にあったドラム型の延長用電源コード10個、あわせて10万円相当を勝手に持ち出してリサイクルショップに売却したということです。

先月、外部からの情報提供を受けて大学が実施した内部調査で職員が認めたことから、大学は職員を7日付けで懲戒解雇しました。

大学は、職員が弁済の意思を示しているため、警察への被害届は提出しないとしています。

山形大学は「職員としてあるまじき行為で決して許されることではない。今回の事態を真摯に受け止め法令遵守の一層の徹底を図り、再発防止に努めます」とコメントしています。

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