続、AI疑惑をかけられた話(タイムラプスあり)
まず先に断りを入れますが、この記事を根拠に、「これだから規制派は~」あるいは「推進派は~」とするのは違います。それらのいずれかを批判する材料としてこの記事を利用しないでください。これはあくまでも、私個人への侮辱に対する個人的な怒りと反論であり。それ以上でも以下でもありません。
上記のAI魔女狩りにより魔女にされた私の記事に対する、晒しアカウント本人の反論が出ましたが、あまりにも稚拙な推理と絵というものに対する独自解釈や思い込みが酷いので(絵というものを理解していない)、そのおかしな点を解説し、その愚行・悪行を世に知らしめるために書いた怒りの記事です。また、この記事を読んだあなたも同様の愚か者になってないか考えてみてください。そして、ろくに確かめもせず物事を断定するような、傍から見ればお笑い種になるような行為。ここでいうAI魔女狩り推理ごっこなどに手を染めるな、という意味でお読みください。さて、件の人物のいうタイムラプス(証拠)とやらも提示しましたがどう言い訳しますか? たぶんこのままシラを切るでしょうけど。(※追記、やはりシラを切って新しい難癖を探してますね)
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↑この手の主観ありきで、絵や業界に対する解像度が荒い、と言わざるを得ないような人物に説明して理解できるとは到底思えません。が、一応、絵を教えている立場上、解説をいたします。
絵柄は決して手癖ではない
「絵柄は手癖簡単には変えられない」は大いなる勘違いの一つで、例えば連載を抱えている漫画家や絵柄そのものを作家性としてブランド化しているイラストレーター、例えば(原画師)のような職業においては、どうしても大人の事情で絵柄を変えることができません。しかしながら、そういう余裕のない状況でもない限りは、手癖で描くな、手癖は減らせ、というのが業界の常です。SNSの論調に毒され過ぎです。
とくに「絵柄」「手癖」は「絵描き志望者」にも勘違いしているものが多く、まずはその手癖で描く、絵柄は手癖などという誤解や勘違いを徹底的に否定するのが絵画教育における最初の関門ともいえるくらいです。そのくらいこれを誤解している人間は多いです。教育現場、イラスト解説においても「手癖で描くな」と教わるくらい絵柄への固執と手癖で描くことはありえません。勘違いを正せなかった生徒は卒業するころには脱落組です。絵柄は癖、この言葉を口にした時点で真っ当な絵描きならわかるであろう基本的なことを「何もわかってない」とアピールしてしまっているんです。
元スタジオジブリのアニメーター室井氏も自身のXにて再三を手癖を悪しきものとして否定的な見解を述べています。そしてこれは絵の入り口の話にとどまらず絵描きが生涯を通じてぶち当たっていく壁なのです。
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○デッサンをやる意味は?
— アニメ私塾 (@animesijyuku) February 9, 2024
「手癖まみれの絵柄からの脱却!!」
アニメマンガイラスト系の絵描きなら模写が一番上手くなる。
しかしデフォルメ、記号化されたキャラばかりを描いているとなぜこの造形をしているか?元の意味がわからなくなり、いつしか意味不明な形を描くようになる。… pic.twitter.com/D0PK4lqY6r
ベテランアニメーターである氏の論調は、実に現場視点であり、現実的でありは、残念ながら絵画においてオカルト的な見解ばかりを持つSNS上の一部の絵描きからは嫌われています。それだけ絵描きの間でも意識の差は歴然としている事柄で、偏った意見ばかりを拾うのは愚の骨頂です。
さて、アニメ業界や私がいる背景業界では、仕事や案件別に絵柄や表現方法がガラッと変わります。下手をすれば数週間、複数案件が重なっているなら、その日のうちに複数の絵柄を使い分けます。以下、ある年にほぼ同時期に仕事で描いた背景画になります。このように使用する目的に応じて絵の雰囲気を変えるのはごく当然でり、私はそれを10年以上続けています。聞いたことがない?知らないだけです。わからないならわかるまで説明します。
同人経験もあればなおさら理解できますが、私は多くの絵描き、絵描き志望をこの目で見てきましたが、版権物に似せる傾向の強く絵柄がコロコロ変わる人も入れば10年近く変わらない人もいます。昨日よりも今日の絵柄と模索して変えていく人もいます。突然のマイブームから画力が覚醒する人もいます。件の人は本当に絵描きをちゃんと理解できてるのでしょうか?そうは思えませんね。
そもそも絵柄とは、過去の継承です。無から生まれるものではなく、外部から吸収した「理想」、例えばあるときは鳥山明に憧れて、あるときはエロゲーの原画師に影響受けて、あるときがラノベ絵師を目指して、その表現をインプットおよびアウトプットし続けた結果を絵柄といいます。人生の中で選び取った数々の知見から得たものの”現時点”での最適解を表現したものなのです。(多少語弊がありますが、好みで決定されると言えばわかりやすいです。好みは時間ともに変化します。…この限りではありあせんが)。あるいは現場のワークフローにおいて最も適切とされた表現の最適解が結果的に絵柄と呼ばれるわけです。絵の向き合い方にもよりますが、結果的に時間が経てば経つほど増えるんです。絵柄とは決して癖でも不変なものではないのです。
商業においてはその中から主軸となる絵柄を決めることはあります。傾向がわかりやすい方が仕事を出す側が楽なんです。背景なら建築描くの得意そう…みたいな話です。例えば男性向けと女性向けでは好まれる絵柄が違います。ですからその需要に合わせて顔のパーツの比率を変えたりなどは実際にあることです。かつてラノベ全盛には数か月で旬の絵柄が変わるとも言われ、それを追いかける、ということも決して珍しくはなかったです。
しかしながらその点は趣味ならなんでもありです。私がネットに投稿してる絵は完全に趣味です(というか趣味の絵に難癖付けるなっての)
しかし、自身の絵柄に強いアイデンティティを持ち固定してしまっている人はいます(それ自体は悪いわけではないです)。ただ、全絵描きがそうだとは思わないでください。結局、絵柄が短期間で変わるものもいれば変わらないものもいるという話でしかありません。私は自分が10年以上関わってきた業界経験からこれを説明できます。残念ながら、これがわからない人間がろくでなしに餌を与えているのが実情なのです。
毎回別人のように違うレベルの絵を描いてやる!!という気持ちでようやく少しの変化や成長がある。
— アニメ私塾 (@animesijyuku) February 7, 2025
人は恒常性=今のままでいようとする本能が強いので過剰に意識してようやく少しの変化。
上手くなれたらいいなぁ…くらいでは恒常性に負けて変化しない、成長しない。
※昔、私の知り合いの同人屋が、ラノベの表紙担当として商業デビューした時がありました。推しの作家の影響を受けわずか数か月で飛躍的に画力が上がったことによる快挙でした。私は嬉しかった。しかし、急な変化だったため、それはもうパクリだなんだのと酷い難癖をつけられたのを覚えています。彼はそれでもめげず、今は人気エロ同人サークルとして活動しています。そのメンタルにあやかりたいものです。…今も変わりませんね、こういう流れ。
なお、画力の変化のイメージをグラフにする場合、以下のような形になります
停滞期と短期間でのブレイクスルー(急成長)を繰り返します
根拠が不適切で検証不足
まず、件の人物が自信満々に比較で用いているダイワスカーレットの絵。この絵を根拠に、「最近の絵のなかでこれだけ絵柄が違う!だから最近の絵はAI!」と言われたわけですが、実際は3年以上前に描かれた落書きをSNSに再掲したものです。
最近の絵じゃねーよ。
また私は過去の絵、それこそ5、6年前の絵を繰り返し再掲することもまったくもって珍しくないため、そもそも時期によって絵柄にバラツキのある私の昔の絵を、ろくに確かめもせず、「直近で絵柄が急に変わった」と主張するための証拠として扱うにはかなり無理があります。
このようにメディア欄に異なる年代の画像が混在する状況下にあることを想定もせず、いい加減な知識で再掲された絵を根拠に据えて来るのは流石に呆れます。短絡的かつ無茶苦茶な論拠に使われるなら再掲しなきゃよかったよって話です。みんな古い絵を再掲するときは注意しな?
つぎに、上記の絵を目に焼きつけたうえで、次の絵をご覧ください。
ダイワスカーレットの絵と甘雨の絵間には4カ月しか開きがありません。ですが絵柄が違います。何故でしょうか? 理由は2つ。ファンアートは原作に雰囲気を近づけるために絵柄を寄せます。ですから絵柄が違うのは当然です。次に、単純に私の画力が4ヶ月ほどで多少上がったこと。
「目がパッチリしたダスカの絵こそ彼の癖で~」、自信ありげに件の人物は言います。おっそうか?では2020年に描いたこの落書きの目についてはどう説明する?
後述しますが、そもそも目の形というものは何を描きたいか、またファンアートなら元キャラデザに合わせて変わります(変えない人もいますが)
ちなみにケロロ軍曹の登場人物のファンアートを描いたときに絵は目が縦に長かったです!
このことから、いかにして件の人物が、見識が狭く、都合のいい解釈と尺度でしか物事を見ず、検証もせず、簡単なことも調べられず、それこそ10年以上の長期的な尺度で判断できず、ネットリテラシーからは程遠い人物であるか?という悲しい現実を知るには十分すぎます。(というよりまともなリテラシーがあれば、悪戯に他人に言いがかりをつけたりしませんが!)
また、ラフ、落書き、ガチ絵、白黒など「仕上がりや表現の違い」を絵柄が変わってると主張するのなら、まったくお笑いです。そこまで愚かだとは思いたくないですが。
なお、ダスカの絵を件の人物が主張する「癖」とやらで描いたと仮定するなら、「他の絵は癖で描いてません」と私が主張するだけで済む話になってしまいます。その時点で根拠としてはまったく意味をなしていないんです。
※追記
※この絵柄の影響元のイラストレータは現在では絵柄が変わっているのも留意点です
そもそも私はその時代に旬だったジャンルの絵柄の影響を強く受け、その都度「俺つえーw」と井の中の蛙の状態になり、しばらく停滞し、ある時また影響を受けてコツをつかんではブレイクスルーをする…ということを繰り返しています。現在進行形で。この絵素敵!この絵憧れる!と思ったら取り入れます。最近は中華ソシャゲの絵が好きですね。
さて基本的に私は風景を描いているほうが好きで、そっちの方が熱が入ります。そもそもそっちが本職です。たぶん、そこだけは変らない自分の「芯」の部分でしょう。しかし、そんな風景の描写もやはり流行やマイブーム影響は受けます。ある時はジブリの影響を受け、ある時は新海誠にハマり、そうやって絵柄や作風を変化させてきました。下の絵を普段とは違う海の描写にチャレンジしたものです。
イヴァン・アイヴァゾフスキーというロシアの画家をご存じでしょうか。この絵はロシア絵画にハマっていたときのものです。「良いと思うもの」には影響されるものです。そして、ときにそれが大きく飛躍するきっかっけにもなるのです。
※おまけ
自分自身が物差しになっている
例えば、自分にできない=他人にできるはずがないという典型的な誤信です。陰謀論者に非常多いパターンですが…とにかく自身の主観が絶対であり、客観的な視野を欠き、都合の悪い情報はなかったことにしてスルーします。例えば個人の能力への言及。ここでいう絵柄を変えられるか否かという話において、イタコ絵師と呼ばれる人たちをご存じでしょうか?アニメーターという職業はご存でしょうか?、イラストの案件に絵柄寄せというものがあるのは御存じでしょうか?、世の中には器用なくらいその日のうちに絵柄を使い分ける人もいます(私はそこまで器用ではないですが)。それを信じられないなら見ている世界が狭いと自覚してください。
かつて似たような言い分を目にしたことがあります。ワンドロは御存じでしょうか? 絵を1時間以内に描いてタグをつけて投稿する遊びです。ところがそれが流行り出したころ、ある人物から言われました。「絶対あいつら1時間で描いてない!嘘ついてる!」。私はすかさず反論しました。「あの程度なら一時間で描ける何人も人間を知ってる」…と。彼は不服そうな顔をしました。彼にはそれができないからです。また別にエピソードがあります。ある絵描きが「1時間で描けるわけがない」と、ワンドロに参加している絵描きの線画を勝手に塗り、「私は1時間で塗れなかった!嘘つき!」…と名指しで批判。当然、その無茶苦茶な理論は炎上しました。それと同じです。
知らないものは信じない
あまりに無知さに呆れた気分でいっぱいですが、件の人物それを理解させるには、私のいる専門学校に入学させて、講師(現役の業界経験者を含む)から卒業するまでみっちり絵とはイラスト業界とは?と基礎からしごくらいしか方法がないでしょう。(社会人でも募集してます。イラスト関連企業への採用実績も優秀なので、学びたいならお待ちしています。)
知らないことでは罪ではないですが、知ろうとしない、ましてや、知りもしないのに独自な解釈でネットの知識で知った気になり、あまつさえその貧弱な物差しを他人に振り回すのは論外です。
まさに、「知らない、見てない、不自然=怪しい=罰せよ」という思考。
以前、茨城が集中豪雨の被害で大変な被害にあったころ、マスコミの報道ヘリが現場に近づきすぎていると非難の対象になったケースがありました。しかしふたを開けてみれば、望遠レンズで撮影されていたため、奥行きが圧縮され、あたかも現場の真上を飛んでいるように見えただけでした。まさにいいがかり! マスコミの横暴さは認めますが、知らないで批判というのはいかに愚か?
SNS上絵描きの意見は正直言って随分と偏っています。そもそも書き込みが多い=みんなの意見=真実、ではないです。私のような場末の職業絵描きの意見は無視されほぼ流れません(炎上した失言はともかく)。現実的な話より、お気持ちや煌びやかな夢物語の方が受けるんです。そこで拾って得た知識で何が見えるのでしょう?
そもそも私が何年絵を描いていると思ってます?私が何年どんな仕事をしてきたと思ってます?私の人生の何を知っているんです?
タイムラプスを出せ
この記事書いたときは、なんでこっちが負担しなきゃいけないんですか?という思いと、普段SAI使いの自分に無茶言いなさる…と呆れと怒りで長文を書き殴ったのですが、色々先延ばしにするよりも動くほうが良いと思い、しかたがなく、仕事の合間に使い慣れもしないクリスタを起動して、無理して作業しました。ラプスを出せと言うのは逆に言えば、提示されたときに間違いを認め潔く謝罪し虚偽の記事をとりさげるという責任が伴います。それを、理解しているでしょうか?どうぞ、タイムラプスです。
※2月2日の夜頃よりXの該当ポストが外部サイトに表示されなくなりました。(おそらくセンシティブ判定を喰らっています)なのでBlueskyに上げなおしました。または下記URLより閲覧してください。
https://x.com/Seo_t/status/1884422453482635727
おまけ↓
以下の文はラプス撮影前の怒りの文章です。残しておきます。安易に証拠出せと要求することがいかに負担が大きいか、そして迷惑か、しっかりお考え下さい。あと言いがかりをつけられたクリエイターは無理に証拠提示なんてしなくていいよって意味です。どうせ納得しませんから。
※※
そろそろ面倒なのが現れそうなのでラプスが撮れるクリスタ使うかと決断せざるを得ないと考えている矢先でしたが、案の定です。まず私は現状未だにメインツールがSAIと旧式のPhotshopであり、1枚を製作する過程で複数のツールを跨ぐといったタイプの人間です。ですから一貫したタイムラプスは撮影できません。ですから現状ではお出しできません。例えば相変わらずアナログで描いている漫画家がいる通り、ツールを変更できない人間はいます。私は化石のようなツールで絵を描いています。クリスタなどラプス撮影ができるツールへ移行しようと考えましたが、いまだにそれは果たせていません(トーンを貼る、素材を使う使う程度です。仕事をする上では差し支えないです。)つぎに、疑惑をかけ迷惑をかけているのは件の人物であり、こちらが何故それに対してリソースを割かねばならないでしょうか?また、それは絵を描かせるという依頼行為でありタダ働きに他なりません。本当に絵描きのこと考えているのでしょうか?
また、伝家の宝刀、「ラプスも偽造できる」あるいは「一度でもAIを使ったからラプスを出されても疑う」という意固地な連中も私は幾度も見ています。絵描きの態度を硬化させてるのは誰でしょうか?そうやって騒ぎたててる連中じゃないのですか?似たような論拠についてはこの方も説明していますが同意です。
↓
ゆえに、この件に関しては丁重にお断りします。仮に私がラプスを提示したとしてもそれで済むとは到底思えない。陰謀論やオカルトという見地(例えば反ワクなどに関わってる人間などを見た限り)から、私は件の人物の判断力を全く信用していない。私が信じるときは捏造の数々をすべて取り下げたときのみです。多少の謝罪を述べつつも、堂々と私の名前を晒し、捏造記事のタグにトレパクだのなんだのと印象操作するようなワードを入れてる人間など信用できません。その時点で炎上狙いなのが明白なのです。また私が記事を改変しないように魚拓で引用している点も見逃せないでしょう。当然そんなことをしてる時点で悪意があるんです。
※あまりにもしつこいなら今後長期的な展望としてPC環境でラプスを撮影できるクリスタへの移行は考えますが、それは私に取って相当な労力負担とお考え下さい。「絵柄、ラプスで再現してみてくださいよ?」件の人物はそう豪語します。で、その発言、責任もてますか?ある日この記事にそっとラプスがおかれたときに謝るのでしょうか?すべての間違いを認め、捏造記事とXのポストを取り下げるのでしょか?それができるほどの誠実さがありますか?結局は、言い訳がましく御託を並べるのではありませんか?別の言いがかりを探すんじゃないですか?恥をかかされたと逆恨みするんじゃないですか?何より拡散した情報と風評は戻りませんが責任は取れますか?
基本的にラプス撮影などしない商用作品においても、件の人物のように言いがかりをしてくる人間に対する対処法を本気で考えざるを得ない状況にはなっています。もっとも大抵は、愚か者の意見など無視しろ、真面目に取り合うな、に終始していますが(とあるエロゲ会社が言いがかりをつけられた話は記憶に新しいです)
正直、一部の迷惑な人間のお陰で、「弊社、当校は使ってない」と証明するためのツール開発に予算と時間を費やし、絵一枚あたりに数GBという単位でPCのストレージを圧迫するフェーズになりかけている法人も存在します。私を含む現場の負担を考えてますか? それは絵描きのためですか?業界の未来のためですか?自覚してますか?想像したことありますか?損害を賠償できますか?それが想像できるならいい加減なことはできないはずですが? 程度にもよりますが、名誉棄損、偽計業務妨害から対処するという点は、残念ながら現実味を帯びております。それが想像できるなら他人様にいらぬ疑惑をかけたりなどしないでしょうが。
AIが悪い?その気持ちもわかる。でも、件の人物(とその同族)が絵描きに対して行っていることが正当化されるわけじゃない。
私はトレパクされた側である
どちらかといえばトレパクされた側なんですが…、該当記事にトレパクなどと印象操作タグがある時点で、これは名誉のために言わざるを得ないです。以前、ある人物がトレパク、いやむしろ私が描いた風景画や複数の絵描きの絵をトレスおよび切り張りし、こともあろうことか電撃大賞で賞をとってしまった事件をご存じだろうか?(賞は取り下げ)、その前後にも、私が幾度かトレパク被害を受けた経験があることをご存じだろうか?
その後、pixiv主催のイベントにてトレパクしてしまった本人と直接会い、謝罪を頂き、その後の彼は反省し真っ当に活動している。今は私はその人物の絵が好きだ。私はもう許してる(だから彼を責めるな)。
もうさ…知らないなら黙って欲しい。ものの数年の尺度で私という人物をジャッジしないでほしい
疑惑をかけてなんになるのか
私は当然、件の人物の意見は否定し続けますし、仮にまだ粘着し続けるとして何を得るのか?という話です。私は絵描きとしてのプライドをかけますが、件の人物にあるのは悪質なデマを取り下げられない意地と見栄だけではありませんか?先にも言いましたが今後証拠を出されたときに謝りますか?デマをすべて削除しますか?その際の「恥じ」と向き合えますか?
そして私を捏造記事でとやかく言ったところで私が死ぬわけでもなく、私が消えるわけでもなく、私は今後もフツーに活動していくでしょう。ですから、そこにリソースをさく意味が解りません。一生私に粘着するんですか?
例えばAIを規制したいのであれば、背景専業かつ同人屋のしがない絵描き、それも、AIを推進しているわけでもなく、インフルエンサーといえる存在からも程遠く、影響力のない場末の自分に対し、個人攻撃を仕掛けるのはお門違いです。もっとも訴えられるリスクを考えれば私のような場末を狙うのは納得できます。その時点で卑怯者なのです。つまり結局は都合のいいサンドバッグとしてAI断罪を利用してるんです。そこに正統性などありません。
件の人物がまずやるべきことは、いい加減な証拠や捏造で食い下がることではなく、屁理屈と言い訳を並べ立てるのではなく、素直に間違いだったと認め、虚偽の情報を削除し、絵に対する無知さ認めることではないでしょうか?そういう誠実さを見せてほしいものです。
そして2度と私にかかわるな
そして2度と絵描きの味方面をするな
※これは推論でしかないんですが同人嫌儲的な思考が根っこにあると感じます。
苦しく重箱の隅をつつき出す
さて、この記事を書いてからというもの、件の人物はまだ懲りておらず、案の定、重箱の隅をつつき始めました。古のエジプトの女王と題した私の絵の表情を、Loraを使用している可能性!と新たなる言いがかりを始めました。そうか、ならば戦争だ。
…そもそも何が言いたいのか絵描きの私にはさっぱりなんですが、おそらく、その表情とは、やや薄目気味の下瞼が上がったエッチな目のことらしいのです。
で以下解説。
いや、この程度もわからないとか論外だろ…。というか以前からよく見かけるエッチな表情の描き方のテンプレです。つまり普遍的。
あるいは瞳孔が縦長になってる目=Loraでみた=ギルティ という感じかもしれない。いや…流石に苦しくないか? もう何が何だかわからない。
なんとなく読めてきた点としては、流行の絵柄に寄せると「こいつは怪しい!」となる感じでしょうか。…はぁ…遥か昔から創作界隈で繰り返されてきた愚行。いまでも存在する因習のそのまんまですね。人は過ちを繰り返す。
で、恐らくはタイムラプス!というでしょうから、エッチな目をしたラプス後日にここに上げますが、そのためだけに絵を描かきゃなきゃいけないは不服です(実質タダ働きです)。それによって手描きに証明ができるので丁度いい…とはならいんですよね。連中の言い分を総括するとタイムラプスって証拠にならないんですよ。最終的には「偽装できる」「見て描いてる」などと言い出しますよ。ですからこれで最後です。一生疑心暗鬼になって戦ってろ。
疑われないために、私以外の人へ
あくまでも私は潔白だ。という場合になりますが、
①絵を投稿した日付を証明できるようにする
まず、SNSに描いた昔の絵を上げるなどの公開時期がハチャメチャな状態は、こうした直近でしか物を見れない人間に疑いの目を向けられます。呆れるくらい想像力がなく主観的で短絡的な人間への対処はすさまじく労力を使いますので、証拠になる日付を控えておける環境にアップするのが大事でしょう。Xやpixivが不安ならクロスフォリオといったサービスもあります。
②できればラプスをとっておけ
私のように手描き線画のスキャン(背景レイアウトに限り)ないしSAI等の古のツールで描いているネットお絵描きおじさんには辛い時代になりました。「知ってる手段で描いてなきゃ黒!」「それっぽいから黒!」「学習禁止って書いてない!黒!」「ブロックされた!黒!」「Xに課金してる!黒!」と言いたげな輩の意見が跋扈するのがいまのSNSです。そして口を開けば馬鹿の一つ覚えのように証拠を出せといいます。相手の労力や作業環境も考慮せずにです。ですが、すぐに証拠を出さずにできれば無視してください。相手にするだけ無駄なんです。何を言っても、絶対に間違いを認めないでしょうから。
※この件とは関係ないですが、タイムラプスは偽装できるやら、ライブペイントも偽装できるorお手本を置けば意味がないって言説を見ましたね。なんでもかんでも、怪しい、怪しい。じゃ、どうしろと?自らディストピアを作って何したいの?
③SNSを控える
とっくの昔から絵描きが活動できる安住の地ではないです。そもそもですが絵描き界隈は遥か昔から「揚げ足取り」と「阿漕な商売」、「嫉妬渦巻く同業者潰し」。気に喰わない奴には冤罪を!そして燃やせ!という因習の温床でした。もともと治安悪いんです。例えば旬のジャンルが変わったとき、裏切り!同人ゴロ!とレッテルを貼り、足の引っ張り合いが横行する様を幾度となく見てきた人間なら理解できるでしょう。この際、いろいろリセットしてはいかがでしょう?
④関わるな!無視しろ!
私は反応してしまいましたが、件のような人間が欲しがるのは真実ではなく「失言」です。燃料と体のいいサンドバッグを探しているだけです。そして会話が成り立ちません。ですから言葉のやり取りは絶対しないでください。メンタル病むぞ?
私は、私のような目にあった人間にとって少しでも励みになればとこの記事を書いてます。皆さんは徹底して無視して通報&ブロックしましょう。まず関わったところで件の人物のような人間が引き下がったりはしません。これは経験則ですが、はなから相手を悪と決めつけてくる人間が、その意識を変えることは非常に難しいのです。ですから、最終的は法的手段となってしまうのです。アホに付き合ってメンタル病んでメンタルクリニックのお世話になるくらいなら、無視して忘れましょう。
⑥いたずらにお気持ちを表明しない。
例えば今回私は「安い仕事は注文が多い」という趣旨のポストがバズってしまい、そこから目を付けられました。つまり生成AIとは全く関係ない話題です。ではなぜ? Xはそのアルゴリズムにより興味があると判断された話題が優先されて表示されます。フォローしてない人やRPされてきたわけでもないポストが流れてきたりしますよね?つまり、悪戯にお気持ちを表明すると、物議を醸す話題、炎上案件ばかり追いかけ、引用で齧りつくことが日課になっているような人間のTLにおすすめとして載ってしまうのです。あるいは関連ポストとしてピックアップされてしまいます。すると面倒な人間に目を付けられる確率が格段に上がります。
⑦餌をやるな
この記事を読んでいる人の中には、こうした連中に同調し、「AIバレだ!殺せ!」と言わんばかりに同調してた方はいるんじゃないでしょうか?だとしたら反省してください。次に狙われるのはあなたの友人かもしれませんよ?
⑧「見ざる、聞かざる、言わざる」
古代の叡智。太古より何故この言葉があるのか? それは人が愚かだからです。これは21世紀になっても変わらない。いらつく話題は見ないこと、そしてうっかり言及しないこと。巻き込まれます。ほんと迷惑。なお私がこうして言及しているのは私自身の名誉のためですが、恐らく悪手です。ただ一つ言いたいのは何かの勢力やら派閥やらに加担しているわけじゃないということ。そういうの嫌いなので。
⑨ヤバい奴はブロック
ブロックは角が立つときもあるのでミュートでも。とにかく、立場は何であれ、メディア欄が他人の発言のスクリーンショットで埋まってる系はヤバいです。連日のように引用レスバ繰り返してるような人間とも距離を置くべきです。隙あらば版図争いに巻き込もうと、あるいは言質を取得しようとしてきます。なんでもそうですが、目的が晒しや人狼ゲームとネット喧嘩になってしまっている人間に同調する意味はないです。どんなに高らかにスローガンを掲げようがです。嫌儲的な発言が目立つ人も結構ヤバいので注意しましょう。
【最後に】
予想はしてましたが、難癖をつけてくる人間ほど絵のことなど何も知らないです。あるいは知ってるつもりだから質が悪いんです。現場のことならなおさらです。机上の空論も甚だしい。そしてその発言自体に自己矛盾を孕んでおり支離滅裂です。ですから最後には屁理屈です。取り合う価値もない。
素人とは黙っとれ
※追記、拡大する被害
件の人物はその後も性懲りもなく、新たな標的を探し、絵描きに対して無差別に、どう考えてもにAIに見えない絵にまで、「AI絵だ!」と絡みに行き、pixivのタグまで荒らしまくっています。誤判定でもお構いなしであり、その中には、線が均質!それにXの使用歴が浅い(登録して1年ほど。というより一旦垢消して戻ってきただけ)というだけで「ギルティ!」などとしており、もう自分のとき以上に酷い難癖を付けている例までありました。他人の絵をAI認定している不届きなアカウントは複数ありますが、その中でも際立って異常です。…病院にいったほうが良いのでは?
さて上記の件で疑惑を掛けられた方がXでの活動を止めました。
↓上記の件についてその問題点を言及している記事
どう責任取るのでしょう?で、総括すると「自分には確かな目がある。それに、DMで垂れこまれた情報(不確かなものでも可←!?)をのせてるだけです。訂正しません(自分に責任はない)」だそうです。相変わらず論拠は「それっぽい」という1点のみで、ひたすら屁理屈のオンパレードです。なお法的責任に問われた場合、上記の言い訳は通じません
…ほら見たことか、タイムラプスだせますよね?などと豪語しておきながら、都合が悪くなればあらたな難癖をつけてくるだけなんです。一度振り上げたこぶしを下げられないんです。だったら私もその悪行と醜態をここに記録します。



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