有効なサブスクリプションがありません|Proxmox VE
サブスクリプションなしで Proxmox VE を利用すると、Web GUI でログインしたとき必ず下記のポップアップメッセージが表示されます。
スクリーンショット:
テキスト:
You do not have a valid subscription for this server. Please visit to get a list of available options.
これについては、過去に対応方法を投稿しました。下記の投稿です。
You do not have a valid subscription for this server|Proxmox VE
今回は別の方法をメモしておきます。元の記事は下記になります。
Remove Proxmox Subscription Notice (Tested to 8.2)
こちらは、タイトルにあるように Proxmox VE の Version 8.2 までテストされています。こちらの方法が安心のような気がします。
編集する対象のファイルは、 /usr/share/javascript/proxmox-widget-toolkit/proxmoxlib.js になります。これは、前の方法と同じです。
- 編集するファイルのあるディレクトリに移動
- 念のためもとのファイルのバックアップを作成
- proxmoxlib.js を編集(ここでは nano を使用)
コマンドは下記となります。
cp proxmoxlib.js proxmoxlib.js.bak
nano proxmoxlib.js
編集に入ったら、先ず文字列検索で function(orig_cmd) を探します。その結果、下記の行が見つかります。
その直下に、次の二行を追加します。
return;
結果として、次の通りになります。
orig_cmd();
return;
編集後、ファイルを保存します。
Proxmox VE の Web サービス(pveproxy.service)を再起動します。
または、上記のコマンドの代りに Proxmox VE サーバを再起動しても良いと思います。
なお、上記の操作をまとめると下記のコマンドになります(動作は確認済)。
上記によって、次に Web GUI で、Proxmox VE サーバーにアクセスしたときには、「No valid subscription(有効なサブスクリプションがありません)」のポップアップメッセージはなくなっているはずです。
場合によっては、ブラウザのキャッシュクリア、新しいタブで開く、ブラウザを再起動するなどが必要になります。
以上
上記の記載内容は独自の理解や個人的な見解に基づいています。
間違いがないことを保証するものではないことをご了承下さい。
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