■新生児がかわいくない

注記：深夜の授乳のテンションで書いている

背景

• 筆者は男親
• 妻と 2 歳になる第一子と暮らしていて、最近第二子が生まれた
• 筆者は現在育休をとっていて、母乳を与える以外の全ての家事育児をこなしている、可愛くないからネグレクトとかはしていない

言いたいこと

• はっきり言って新生児はかわいくない、第一子のときも感じたが第二子で確信を得た
• 男親が育児するには理性と時間が必要

まず外見

• 目もろくに開いていないし、腹もでている 、髪も少ないし、皮膚もなんかカサカサして赤い
• 目がほとんど開かないのでベビースキーマの条件すら満たしていない
• 目は 2 週間もすると開いてきてじっと見つめるタイミングが出てくる、そうすると少しマシ
• 動きはウゴウゴカサカサしている、動きに意図というものを感じない、イソギンチャクのほうがまだ意味のある動きをしている
• これも 2 週間もすると、「もうミルクいらない」などの態度がわかるようになるが、大人側で勝手にタグ付けしているだけにも感じる
• 体が硬い、手足の筋肉がこわばっていてコンビドレスの袖を通すのに苦労する
• 足が細い、折れそうで持つときに不安になる
• ミルクを吐き戻すのでどことなくチーズのような香りが漂う
• 「人間として不完全」ではなくて「人間と評価される以前の状態」、評価の対象外

次に行動

• 嫌なことがあると泣く、すべてがネガティブフィードバック
• 第一子がポジティブフィードバックをできる分、ネガティブフィードバックだけの姿勢が目立つ
• 新生児微笑みは一日一回見れるかどうかな頻度で、発動に条件があるわけでもない激渋設定
• ダミ声で責めたてるように良く泣く、甘えた声などは出さない
• うんちとおしっこの回数が多い、第一子のおむつ替えペースが落ちてきた分回数の多さが目立つ
• 寝ない、たらふくミルクをのんだあとに寝れなくて泣く、抱っこするとようやく寝る
• ミルクを吐き戻す、食事という人間に必須な行為を満足に行えない
• とにかく泣く

雑感

• 妻はホルモンブーストで「赤ちゃんかわいい」と言っているが、まったく同意できない
• 可愛くはないが、我が子だし、ほっておくと死ぬので世話をする
• モチベーションとしては「自分が世話をしないと妻に負荷が集中し→妻が疲れて不機嫌になり→家庭が円満でなくて自分も楽しくない」という後ろ向きなもの
• 自分の理性と、あと探究心で世話をしている 、「こうしたらもっとミルクが飲めるようになるかも」という工夫の楽しさとか
• 疲れて理性の働きが弱ると疎ましさを感じてしまい、疎ましさを表に出さないようにして更に疲れるが、理性と体力で抑え込む
• 高々生後一ヶ月程度だと愛着も薄い、愛着のある「ファミリー」になる途中の存在
• 妻の妊娠過程を見ているので「新メンバーが来るぞ」と頭では理解しているが、本能的な部分には響ききっていない
• 人事が採用を決めて送り込まれてきた新人が、文句しか言わないし最悪な態度なんだが、みたいな気分
• （ある程度時間が経つと、そんな新人でも「あの人もいい所あるよね」って思えることはあるよね）

主に世のお母さんたちへ

• 男親にはホルモンブーストがありません、自分の子どもを「本能で」自分の子だと受け入れてしかも育児に慣れるまでには、ある程度時間がかかります
• 強い理性と探究心で勝手に子育てにコミットできる伴侶を捕まえるようにしてください
• そうでなければ、自らプロジェクトマネージャーとなって、具体的な指示を出しながら伴侶のケツを叩いてあげてください

Permalink | 記事への反応(3) | 06:27

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