君津学園が組合員を懲戒処分 千葉県労働委「不当」と判断、賃金支給命令 木更津総合高など運営の学校法人

 千葉県労働委員会(石井慎一会長)は5日、木更津総合高校などを運営する学校法人君津学園(木更津市)が、教職員組合の組合員を懲戒処分としたのは不当労働行為に当たるとして、処分がなければ支払われていた賃金と賞与を支給することなどを法人に命じたと発表した。法人側は「本件は民事訴訟の一、二審判決で不当労働行為に該当しないとの判断が出ている。司法と判断が分かれ、戸惑っている」と述べた。

 労働委によると、労使間で労務管理を話し合う場などで、組合員が上長に対し厳しい口調で問い詰めたり侮辱 ・・・

【残り 333文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る

Sponsored
あなたにオススメ