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名古屋工業大大学院教授が講演論文で盗用 先行研究者から告発、減給処分に

2025年2月6日 19時45分 (2月6日 19時50分更新)
名古屋工業大学

名古屋工業大学

 名古屋工業大(名古屋市昭和区)は6日、過去に発表された実験結果を講演論文で盗用する不正行為があったとして、同大大学院工学研究科の60代の男性教授を同日付で減給2分の1(1日)の懲戒処分にしたと発表した。
 同大によると、不正が認められたのは男性教授の主導で選ばれた著者3人が執筆し、2023年7月の土木学会シンポジウムで発表された講演論文と報告書など。同学会の過去の講演資料に書かれていた実験結果を出典を明らかにせず引用したり、先行研究者の承諾を得ないまま、著者の一人に再分析や結果の執筆をさせたりしたとされる。
 先行研究者から告発があり、同大が調査していた。男性教授のほか、論文の著者である助教1人...

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