似たような話はありましたけど仔細があまりに違いすぎますね。
術前診断は、側脳室三角部の髄膜種(良性腫瘍)でした。脳外科医ならだれでもそう思う画像でした。そのつもりで手術となりました。
開頭して、側頭葉から慎重に側脳室にはいって腫瘍の一部を摘出し迅速病理検査に出しました。結果は予想に反して「膠芽腫」(悪性腫瘍)の診断でした。悪性腫瘍の場合、腫瘍と正常脳の境界がわからなくなるので、5ALA(アミノレブリン酸)を手術の3時間ほど前に服用してもらい、摘出時に特殊な光をあてると腫瘍が光るようにする下準備が必須となります。
「そのままいけや」と無責任なことを指示されましたが、何とか説得して後日、下準備をしてから再手術となったわけです。確かに80-90%は残ってましたけどね。そのままやったら正常脳も一緒に摘出していたかもしれませんね。
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