「HIROTSU(ヒロツ)バイオサイエンス」(東京都)の線虫がん検査「N―NOSE(エヌノーズ)」は、「尿を検体として提出すればがんのリスクがわかる」とうたう。しかし、陽電子放射断層撮影(PET)検査を専門とする医師らによる日本核医学会PET核医学分科会のPETがん検診ワーキンググループ(分科会WG)の全国調査では、エヌノーズで高リスク判定を受けた人のうち実際にがんが見つかる割合(陽性適中<的中>率)は1~2%と低かった。
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