音楽家の関係者に名誉毀損の文書送った疑い□県職員ら逮捕

2022年、広島県の職員ら2人が、音楽家との私的なトラブルに関する文書をコンサートの関係団体などに送り音楽家の名誉を毀損したなどとして逮捕されました。
文書には虚偽の内容も含まれ、複数のコンサートが開催できなかったということで、警察が詳しい状況を調べています。
逮捕されたのはいずれも広島市に住む広島県都市圏魅力づくり推進課参事の河本卓也容疑者(51)と、県立叡啓大学職員の平原敦子容疑者(57)です。
警察によりますと、2人は2022年8月から11月までの6回にわたって、30代の音楽家の女性が主催するコンサートの関係団体や施設などに対し、音楽家との私的なトラブルに関する文書を送ったなどとして、名誉毀損と偽計業務妨害の疑いが持たれています。
文書はメールや手紙で偽名を使って送られ虚偽の内容も含まれていて、この影響で音楽家主催の複数のコンサートが開催できなかったということです。
河本容疑者と音楽家は業務を通じて知り合い、私的なトラブルがあった一方、平原容疑者と音楽家は面識がなかったということです。
警察は、共犯事件として2人の認否を明らかにしていません。
警察は詳しい状況を調べています。
県立叡啓大学を運営する広島県公立大学法人の鈴木典比古理事長は「被害者並びに学生、保護者をはじめとする関係者に迷惑と心配をかけたことを心からおわびする。警察の捜査に全面的に協力し、司法の判断を待って事実に基づき当該職員に厳正に対処する」とコメントしています。

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