安住委員長、国民民主1回生を一喝 「制服組」出席巡り 衆院予算委
衆院予算委員会の5日の審議で、「制服組」と呼ばれる現役自衛官を国会答弁に呼ぶよう求めた国民民主党の橋本幹彦氏を、安住淳委員長(立憲民主党)が厳しく注意する一幕があった。 【写真まとめ】初登院する当時28歳の国民民主の橋本氏 質問に立った橋本氏は、事前に複数の制服組幹部の予算委出席を求めたが、戦後一度も答弁に立った例はないとして、同委理事会で認められなかったと発言。「委員部(衆院の担当部署)が安住委員長にどのように耳打ちしたかわからないが……」などと言及しながら批判した。これに対し安住氏は、国民民主も合意した上で決まったと指摘し「先の大戦のことも踏まえて、文民統制の観点からそうしてきた。偏った考えで判断していない」と反論した。 橋本氏がさらに「制服組を国会に呼べない法的根拠はない」などと抵抗すると、安住氏は審議を一度止め「行き過ぎた誹謗(ひぼう)中傷は看過できない。戦後長いルールの中で重く積み上げてきたもので、(防衛相や防衛官僚が)防衛省の組織として責任を持ってここで答弁していることを、否定するようなことは許されない」と一喝した。 橋本氏は元自衛官で29歳。昨年衆院選に埼玉13区から立候補し、自民党旧安倍派の三ツ林裕巳氏(裏金事件を受けて非公認)を破って初当選した。【村尾哲】