現在、僕が性犯罪・性暴力を行ったかのような、事実と異なることが、関係者間、あるいはインターネット上で拡散されています。
例えば、複数の団体が、
東京トランスマーチ2023の賛同を取り下げるとの声明を発表し、その理由として、
「Transgender Japan関係者による性暴力について、被害を受けた方(以下、「A氏」といいます)からの告発がありTransgender Japanに団体として確認したところ事実関係を認めた」等と記載されています。
さらに、A氏自身が、本年10月31日、多数の団体や個人に対し、
同Transgender Japan関係者が2月14日にホテルにてA氏に対し、
不同意わいせつ行為を行ったと断定した長文の連絡をしています。
(この文章の内容について一言一句の指摘はしませんが、事実ではない部分が多数あることをここに述べておきます。)
そして、Transgender Japanの発表等を読めば、その性暴力を行った人物は僕であることが容易に特定可能であり、実際にSNS上では、
僕の実名を挙げて、性加害者であると投稿されています。
僕は、A氏に対し、不同意わいせつ行為をしていません。
それにもかかわらず、僕が不同意わいせつ行為や性暴力を行ったかのように公に言われることは、僕個人の名誉を著しく毀損するもので、到底看過できません。
一部団体には、僕から「事実と異なるため声明を出さないようにしてほしい」と連絡をしても、声明を発表することを止めませんでした。
あらためて、僕が性犯罪者であり、性暴力を働いた者であり、A氏に不同意わいせつ行為を行ったかのような投稿、メール等一切のテキストは、例え僕の実名を記載していなくても、直ちに削除してください。
本年2月14日、僕がA氏の宿泊するホテルにいたことは事実です。
僕がA氏に裸で抱きついたというのは事実ではありません。
僕は、壁に向かって座って作業をしているA氏の後ろから、
A氏の両肩に僕の手を当て、A氏を驚かせてしまいましたが、
それ以上のことはありません。
したがって、そもそも、客観的に、
わいせつ行為(性欲を刺激、興奮または満足させ、かつ、普通人の性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反する行為)自体が存在しません。
その際、僕は風呂上がりでしたが、パンツを履き、さらに上からガウンを着ていました。
翌日、僕は、メッセージでA氏に謝りました。
その理由は、わいせつ行為を行ったからではありません。
A氏と僕は、個人的な交流もある間柄でありながら、A氏は僕より目上の立場であったのに、ホテルに行く前に複数名で行った居酒屋で僕の言動が無礼であったことや、A氏の仕事の邪魔をしたこと、肩に手を当てた行為のあとA氏の声掛けに応じて僕の仕事着を洗濯してもらうなど、僕の態度はA氏にとても失礼で、A氏に負担をかけましたし、僕自身がA氏に甘えてしまった部分があったためです。
その後も公私ともに僕とA氏の交流は続き、僕はA氏と観光したり、僕の誕生日もお祝いしてもらいました。
本年9月頃、A氏は、僕ではない
Transgender Japan関係者に対し強く不満を抱くようになりました。
10月に入り、A氏は、僕から「性暴力」を受けたと第三者に連絡しました。
その連絡で、A氏は、このような連絡をする理由として
「TGJPが性暴力の問題について、性の人権についてまっとうな団体だと思っている見方を更新して」ほしいからだと説明しています。
その後、一方的に団体内で僕の処分の話が進行しました。
10月14日、僕とA氏は電話で話しました。
A氏は、僕ではないTransgender Japan関係者との確執により、
A氏自身が深く傷ついているにもかかわらず、
当該Transgender Japan関係者がA氏の心情に配慮をしないため、
当該関係者との話し合いのきっかけを作るために、
僕が性暴力を行ったという告発をした(「仲直りをしたいために利用してしまった」)
と話し、僕に謝りました。
同日、A氏はあらためて、僕に対し、
「TGJPのみんなに話を聞いてもらえなかったのが耐えきれず」、
2月14日の話を利用したことを謝り、
関係者に対して僕に制裁を加えないように連絡するというメッセージを送信しました。
さらにA氏は、11月3日の時点においても、複数回、僕に対し、
Transgender Japan関係者と連絡がつかないから、取り次いでほしい
というメッセージを送信し、複数回の不在着信履歴を残しています。
僕のことを「性暴力加害者」であると第三者に訴えながら、相変わらず僕を利用しようという意図でこのような連絡を直接取ってくることは、
「性暴力加害者」というレッテルを貼られた僕の尊厳をさらに踏みにじるもので、受け止めることができません。
最後に、Transgender Japanが、僕の意見を踏まえずに、僕が性加害者であることを前提とした対応をしたことは大変残念でしたが、
トランスジェンダーに対する偏見や差別が止まないこの社会で、当事者である僕が性加害者であるかのような告発があって動揺し、関係者が憔悴していたこと
の状況は理解しています。
そもそも、トランスジェンダーであるとか、性的マイノリティであること以前に、僕は、今、私人によって一方的に性犯罪者であると決めつけられています。
その痕跡がこの社会に残り続けることは、僕個人の尊厳、人格及び名誉に関わる重大な問題です。
僕が性犯罪者であり、性暴力を働いた者であり、
A氏に不同意わいせつ行為を行ったかのような投稿、メール等一切のテキストは、例え僕の実名を記載していなくても、直ちに削除するよう求め、ここで強く警告します。