東京都知事選の大詰めを迎えた昨年7月5日夜。東京都心にある文京シビックホールの大ホール会場は、1人の時代の寵児に未来を託した、約1400人の熱気で満ちていた。

 割れんばかりの拍手に舞台上の寵児は感極まり、目頭を押さえる場面も。

 彼の名は石丸伸二(42)。出身地でもある広島県安芸高田市の市長を辞職し、都知事選に挑戦している真っ只中だった。

 投開票が2日後に迫ったこの日、追い込みをかけるために有権者らを集めた決起集会が開かれていた。

「さっき、このYouTubeのライブ配信を覗くと5万人の同接(同時接続)がありました。(会場で)プラス1400。すごい力ですね。これだけあれば東京、いや日本が動くなと感じます」

 石丸氏は会場と配信先の聴衆に力強く訴えた。

 都知事選では、政党の支持を受けない石丸氏が、現職小池百合子氏に次ぐ約166万票を獲得。元参議院議員の蓮舫氏を上回った。躍進ぶりは「石丸現象」「石丸旋風」とも呼ばれ、ネットを駆使する手法で無党派層や若年層から支持を呼び込んだ。いわゆる「SNS選挙」の先駆けだ。

「勢いづいた石丸氏は今年6月の都議選に向け、地域政党『再生の道』を発足。現在、候補者を募っています」(都政記者)

 だが――「旋風」の舞台裏で、ある重大な疑惑が浮上していた。選対関係者が声を潜める。

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source : 週刊文春 2025年2月13日号