これは、2020年の一晩で積もった雪。
今日はここまでは降ってはいないし、今は母の車を処分したので、私の車は車庫代わりの倉庫の中なので、ほんの少し楽です。
とは言ったのものの、今回の寒波で降り積もった雪は現在50〜60センチですが、このあたりの家は除雪するにも玄関先を除雪すればいいってもんじゃなくて、家によっては何10メートルもの私道の除雪があるんです。
うちは、私道はないですが、2箇所の出入り口を除雪しなければならないのでそれなりに大変です。
お向いの家も右隣の家も除雪機でスイスイ楽々除雪されています。
夫の家にはありますけど、私はもっぱらママさんダンプという大きな人力スコップで除雪しています
冬は、雪が降れば太らないです。朝、昼、夕方、夜中と除雪という過酷な作業がありますもん。
この共働きの多い私の地方は、一家の成人した大人の人数分の車を所有していますが、いったい雪の降る朝はどんなものかと興味ありますでしょ?
いっせいに出勤するのに、雪で混雑しないのか?って。
今の積雪量では、混乱はほとんどないです。
多分、除雪体制が雪国ならではの工夫で、共働き世帯で忙しい朝に混乱がないようになっています。
除雪が全てなんです。
親が預ける保育園、小学校の駐車場。会社の駐車場。
道路の除雪体制がいかに連携が取れているかなんです。
先ず、国道や主要道路ではショベルカーの除雪や消雪の塩カリが撒かれて凍結を防ぎます。これは塩ですから、車は傷みますよ。
市道や一般道は、自治会で少し小さめの除雪用ショベルカーがあり、登録された人の当番制や委託された方が朝早くから除雪の役をしてくれます。
慣れた人、下手な人様々ですが、私の夫も◯日と◯日の当番というふうに、降らなくても決まっています。
歩道も、除雪機で委託された方がしたり、交差点付近には善意のスコップがあったりして、信号待ち時間に除雪するというところもあります。
なんと言っても、地下水が豊富なこの地域。
3,000メートル級の山々の積雪が溶けた地下水は、飲水としてだけではなく、冬は消雪装置から温度や積雪を感知して自動で地下水が雪を溶かす仕組みになっています。
水道水では溶けないのです。地下水は温度が一定で、夏は冷たく感じ冬は温かいので雪を溶かすのです。
うちの会社にも手動ですがこの消雪装置があって、大雪になりそうな日は地下水を出して帰ります。
水のない国や断水地域の方に申し訳ないほど、水が溢れるように豊富なんです。
あとは、思いやり。
無言でも、どっちが道を譲るかなんとなく分かります。
運転テクニックも、スタックしない運転がだんだん身につきます。
この寒波もしばらく続くので、朝、母には「まだ、除雪の雪を手近だからって積み上げないで
、まだ降るんだから最終手段に積み上げないと上がらないでしょう

、いいから家に入ってて
」
と、まだ運んで用水に捨てる方法を言っていますが、しなくてもいいことをして叱られ、ふてくされてすごすご入っていきました。
母ちゃん、ごめんね
除雪は闘いなんだよ〜
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