公営企業決算 病院事業7割超で赤字 純損失の総額26億円余

公営企業決算 病院事業7割超で赤字 純損失の総額26億円余

県内の市町村の公営企業の昨年度の決算がまとまり、病院事業では新型コロナウイルス関連の国の補助金が減ったことなどから7割以上の企業で最終赤字となり、純損失の総額は26億円余りにのぼりました。

岐阜県は病院や上下水道など8つの事業を行う県内の各市町村のあわせて137の公営企業について昨年度の決算をまとめました。
病院事業では公立病院を運営する市町村の14の公営企業のうち、7割以上にあたる10社で最終赤字となり、純損失の総額は26億4081万円でした。
おととし5月に新型コロナウイルスが感染症法上の5類に移行し、国の補助金が終了したことや、物価高で光熱費や医療用資材の費用が増えたのが主な要因だということです。
病院事業の赤字は2020年度以来3年ぶりで、県によりますと純損失の総額は直近10年間では、会計基準を見直した影響で特別損失を計上した2014年度に次いで多くなっています。
一方、上下水道など5つの事業は黒字となり、137の企業全体の純利益の総額は、前の年度より38.4%減って27億2570万円でした。
岐阜県市町村課は「多くの公立病院が経営強化に取り組んでいるが県としても必要に応じてヒアリングや指導、助言をしていきたい」としています。

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