お役立ち情報
2024/5/1 15:38
NVIDIA Broadcastを用いてノイズ除去・音声をクリアにする
【本記事はミドルエンド以上のNVIDIA GPUがPCに入っている人向けです】
概要
Paravoはエアコンやパソコンの排気音、軽度のリバーブであれば補正し、アプリ単体でも快適で高品質な音声変換を楽しめます。ただ、外部のアプリケーションを用いることでより高品質な音声変換を楽しむことも可能です。
本記事で紹介するNVIDIA BroadcastはNVIDIAの提供するフリーウェアでノイズやルームリバーブを除去することができます。わずかなGPU負荷でリアルタイムに動くため、音声変換やゲーム体験を損ないません。
本記事ではNVIDIA BroadcastとParavoを組み合わせる際の設定例を紹介します。5分程度の初期設定でParavoと連携が可能です。
動作条件とインストール
NVIDIA BroadcastはPCに一定以上のGPUマシンが搭載されていることが必要要件です。
GPUはNVIDIA GeForce RTX 2060、Quadro RTX 3000、TITAN RTX 以上が必要で、windowsのみ対応しています。
より詳細な要件はセットアップ ガイドに記載されているので参照してください。
インストールはこちらのページの「今すぐダウンロード」からインストーラーを入手し、ガイドに従うことで数分程度で再起動なしに設定可能です。
シンプルな設定の例(変換音声を聞くのみの場合)
まずは変換音声のみを聞く際の設定を紹介します。
NVIDIA Broadcastアプリにおいて、以下のように設定します。
マイクを「お使いのマイク」
スピーカーを「お使いのスピーカー」
Paravoにおいて、以下のように設定します。
入力を「マイク (NVIDIA Broadcast)」
出力を「Speakers (NVIDIA Broadcast)」

Paravoの出力は「(スピーカー)NVIDIA Broadcast」をとばして、直接お使いのスピーカーを指定しても問題ありません。
NVIDIA Broadcastアプリのマイク側のエフェクトにノイズ除去とルームエコー除去を設定するとより効果的です。
VB-CABLEを用いてアプリケーションと連携する例
変換音声を自分で聴きながら、アプリケーションとParavoを連携する方法を紹介します。
NVIDIA Broadcastアプリにおいて、以下のように設定します。
マイクを「お使いのマイク」
スピーカーを「お使いのスピーカー」
Paravoにおいて、以下のように設定します。
入力を「マイク (NVIDIA Broadcast)」
出力を「CABLE Input(VB-Audio Virtual Cable)」
モニターを「Speakers (NVIDIA Broadcast)」
外部アプリケーションにおいて、以下のように設定します。
入力を「CABLE Output(VB-Audio Virtual Cable)」
出力を「Speakers (NVIDIA Broadcast)」

Discordで設定した際の画面例はこちらです。

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