女優、橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜前8・0=土曜は振り返り)。橋本演じる福岡県の糸島で育ったギャルの米田結が、栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識とコミュ力で解決していくオリジナル作品だ。公式インスタグラムが4日更新され、結が管理栄養士として働く病院で、上司である栄養科長、塚本文香(濱田マリ)からNST(栄養サポートチーム)に誘われ、ミーティングに顔を出すシーンの動画が投稿された。
★以下ネタバレあり
放送では、平成30(2018)年、結は大阪の「新淀川記念病院」で管理栄養士として働き始めて4年目を迎えた。担当しているのは消化器内科と外科の患者で、医師の指示や聞き取りをもとに考えた食事を、調理を委託している会社の管理栄養士に伝えている。
結はある日、小児病棟に入院している8歳の少年、本郷晴斗(高田幸季)が病院を脱走しようとしているところに出くわす。晴斗は尿からタンパクが多く出て、血液中のタンパクが減ってしまう疾患「ネフローゼ症候群」を患っている。結の前で、小児科医の松崎瑛人(永野宗典)は晴斗を探し出し、病棟に連れて帰る。
塚本によると、晴斗が同疾患を最初に発症したのは2年前。そのときは2週間で退院できたが、再発して今回、再度入院してきた。晴斗は前回の入院時とは全く様子が変わってしまっており、一言も話さず、食事もとらなくなってしまっていた。その原因には父親が1年前に事故で亡くなったこともあるようだ。
結が気がかりに思っているのをみた塚本は、結にNSTに入ってはどうかと勧める。NSTは医師、看護師、薬剤師、管理栄養士などが中心となって患者に適切な栄養管理を実施して支援するチームのこと。病棟に関係なく、より厳重な栄養管理を必要とする患者をみることができる。晴斗もNSTの対象患者だ。
翌日、NSTの回診があり、結は塚本に連れられて見学をすることになる。ミーティングをする栄養指導室には、塚本と松崎のほか、看護師の桑原美和(妃海風)、言語聴覚士の杉沢聡(犬養貴丈)、薬剤師の篠宮朱里(辻凪子)のNSTメンバーが顔をそろえており、部屋に入ってきた結をみつめる、といったシーンが描かれた。
フォロワーからは「何事も挑戦! スキルアップに繋がるかもしれない初めの一歩! 頑張って」「結ちゃん、緊張するなぁ、やっていけそう!?」「明日の展開が楽しみです」といった感想が寄せられている。
また、NSTメンバーの大部分がにこやかな顔だった中で、篠宮1人が笑顔をみせていなかったことから、「好意的な方々ばかりですが、一人だけ気難しそうな方がいらっしゃいましたね」と心配する声もあがっている。