博多大吉、NHK朝ドラ「おむすび」福岡編今後の展開に安堵 朝ドラ受けできず「もう終わり…」に「冗談じゃない!」

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博多大吉

NHKの情報番組「あさイチ」(月~金曜前8・15)のMC陣が8日、連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜前8・0)の感想を語る「朝ドラ受け」を行った。この日のプレミアムトークのゲストは女優、橋本環奈(25)演じる「おむすび」のヒロイン・米田結の父親・聖人役を演じる俳優、北村有起哉(50)。お笑いコンビ、博多華丸・大吉の博多大吉(53)が、北村から今後の展開について聞き、地元の福岡がまだまだ登場することを聞かされるとほっとした表情をみせる場面があった。

北村は番組冒頭、「おはようございます。おむすびのヒロインの父親役をやってます北村です」といいながらおむすびを握るような手の動きをしてにこやかにあいさつ。大吉は「握っていただいてありがとうございます」、博多華丸(54)は「チンパンジーの拍手みたい」とツッコミを入れ、スタジオが和んだ雰囲気に。

大吉は「おむすび」最後の次週予告で流れた映像をもとに、「いよいよ来週は、栄養士になりたっていう言葉も出ていましたが…」と話すと、北村は「いよいよ彼女の夢がこれから広がっていく」とコメントした。大吉は「もう福岡編終わりなのかなという感じもありましたけど…」と心配そうに話すと、北村は「そういうことはないですね。たまに戻ったりとかありますから」と回答。鈴木奈穂子アナウンサー(42)は華丸と大吉に向けて「よかったですね!」と笑顔をみせた。

「おむすび」の放送開始以来、10月には衆院選の政見放送のため番組が(一部地域で)長期休止となったり、最近では北朝鮮の〝弾道ミサイル〟発射や米大統領選などの報道が入ってきた影響で、朝ドラ受けがなかなかできない状況が続いていた。大吉は「なかなか朝ドラ受けがないシーズンで、福岡編が終わるとなると、冗談じゃない!」と、笑いながら本音を語った。

北村は番組終了直前には、視聴者からの質問に答える形で「おにぎり」の今後の展開をさらに紹介。「今後はいよいよ結が栄養士となっていく。ある事情があって、神戸に家族で移ることになって、僕(聖人)も理容師として再スタートできるという展開になっていきます」。これを聞いて大吉は「われわれは(糸島に聖人の仲間らが計画している大規模な)直売所が立ち上がるまではみなくちゃいけない」と、福岡でのさらなるドラマの展開を楽しみにしていた。

★以下、ネタバレあり

この日放送された「おむすび」第30回では結の姉・歩(仲里依紗)が糸島を離れて東京に行ってからの生活を、結ら米田家の人々、博多ギャル連合(ハギャレン)のメンバーに告白。ギャル雑誌の読者モデルになったものの、すぐに声がかからなくなり、小さな事務所に所属したが、その後はカラオケビデオに出演する役者などの仕事ばかりが回ってくる。そんな仕事をすっぽかして今回、糸島に戻ってきたのだと話す。そして「大女優でもなければカリスマでもない、ギャルでもないから。ただのニセモノだから」と歩は自分を卑下する。

だが結は歩に「お姉ちゃんは、ニセモノなんかやない」と鼓舞した。結も、歩からセーラームーンに夢中だった子供時代のことを聞かされたことで、人生を楽しむことに思い至る。ついに、父・聖人と母・愛子(麻生久美子)に「うちギャルやりたい」と話し、いろいろなことに前向きに取り組むことを宣言する。ギャルに反感を持っていた聖人だったが、ついに「人に迷惑かけんって約束できるんなら、好きなことをやれ」と許す、といったシーンが描かれていた。


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