盛岡市 公立小中学校に「完全給食」2030年度開始目指す

盛岡市は1日に1万食提供できる新たな給食センターを整備し、早ければ2030年度から、すべての公立小中学校の児童や生徒に同じ給食を提供する「完全給食」を実施する方針を決めました。

盛岡市の公立の小中学校は現在、小学校はすべて給食、中学校は給食の学校と弁当などの学校に分かれています。

給食は各学校の調理場か、おととし完成した盛岡センター、玉山センターの2つの給食センターで作られており、調理場の8割以上が築年数30年を超えていて、老朽化が課題となっています。

そのため、盛岡市は来年度から市北部の下厨川地区を候補地に新たな給食センターの整備に取り組み、早ければ2030年度から各学校の調理場を廃止し、玉山センターを移行する新センターと盛岡センターの2か所で給食を作り、小中学校に届ける方式に変更することを決めました。

1日に提供できる給食は、新センターで1万食、盛岡センターで8500食を見込んでいて、すべての児童と生徒に同じ給食を提供する「完全給食」が実現する見通しです。

市は新センターの整備に関連する費用として、1800万円を盛り込んだ来年度の当初予算案を今月20日に開会する市議会に提案する予定です。

【内舘市長「『完全給食』は必ず実現するという強い思い」】
盛岡市が決めた、早ければ2030年度からすべての公立小中学校の児童や生徒に同じ給食を提供する「完全給食」を実施する方針について、内舘市長は4日の会見で、「『完全給食』は必ず実現するという強い思いを持っている。そして、次の世代を背負う子どもたちの健やかな成長のためにも、給食費の無償化も少しずつでも進めていきたい」と述べて、意欲を見せていました。

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