2025年2月3日
東京地裁でのHPVワクチン薬害裁判傍聴記録【前半】
世界で唯一、非科学的で激烈な反HPVワクチン報道を行ってきた日本のマスコミ。
彼らが決して詳細を報じない、HPVワクチン薬害訴訟。
今回は自分のこれまでの傍聴レポートの中でも最も長いのですが、最も読む価値があると思います。
一人でも多くの方に読んで頂きたいです。
特にマスコミ関係者の方々は、マスコミの権力を用いて医学的に誤った情報を流布した事の影響力を知って下さい。
また、鹿児島大学病院と信州大学病院の関係者にも読んで頂きたいです。
マスコミの方々が、あたかも正義の味方かのように祭り上げたHPVワクチン薬害弁護団ですが、その実態を記録しています。
自分にとっては5回目の傍聴。
4回目までの傍聴記録は、この裁判傍聴のツイートに引き続いて貼り付けておきます。
マスコミが大々的に取り上げた"HPVワクチン後遺症"は、法廷でも複数の医師から誤診の疑いやワクチン接種と無関係だと指摘されてきました。
ジャーナリストの鈴木エイト氏も、長年に渡ってこの問題を記録しています。
氏のこれまでの傍聴記録も参考にして下さい。
例によって法廷は録音録画が禁止されているので、自分のメモからの書き起こし。
なので、一字一句が正しい記載ではない点はご了承ください。
傍聴券の配布に並んだが、最終的に希望者全員が傍聴可能。
会場に入って納得したが大阪地裁や福岡地裁よりも会場のキャパシティあり、およそ100名を収容可能。
なお入場の際に、近くの傍聴者の一部の中年女性たちからは
「オーガニックな韓国料理レストランが近所に出来てね、やっぱオーガニックは安心...」
「こんな危険なワクチンを3回も接種させるなんて...」
との声。
今回の裁判は、以前にも証言台に立った角田郁生先生(近畿大学医学部微生物学講座教授)に対して、原告のHPVワクチン薬害弁護団が順番に尋問する形で進行。
個人的な感想ですが、原告弁護団の対応は終始に渡り角田先生に対して礼を失した態度で接しており、極めて不快でした。
余談だが、奇しくも角田先生は、自分が先週傍聴した福岡地裁での証人である畑澤先生と同じ東北大学医学部卒。
以下、利便性の為に薬害弁護団を"原"、角田教授を"角"と表記する。
原(小柄な女性弁護士)
証人はHPVワクチン後遺症の診察はしていますか?
角
基礎研究者なのでしていません。
論文などで把握しています。
(会場の原告支援者から失笑)
原
証人は未知の疾患の診断基準を作成したことはありますか?
角
ありません。
原
原告側がその意見を裁判で用いている
・鹿児島大学の高嶋先生(鹿児島大学神経内科教授高嶋博)
・信州大学の池田先生(信州大学神経内科もと教授池田修一・HPVワクチンの不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)
・横田先生(もと小児科学会理事長横田俊平)
・高橋先生(静岡てんかん・神経医療センターてんかん科高橋幸利)
が臨床経験が豊富であることはご存じですか?
角
豊富かは分かりませんが、会ったこともあるし、会っていない方もいる。
原
質問には、"はい"か"いいえ"かでお答えください。
グラクソスミスクライン(以下、GSK)弁護士
それはいくらなんでも、質問がおかしい。
原
HPVワクチン後遺症に関して、前述の4人の医師の診療経験を知っていますか?
角
知りません。
原
HPVワクチンの後遺症では、多様で重層的な症状が出現することはご存じですか?
GSK弁護士
具体的にお願いします。
原
池田修一先生(信州大学神経内科もと教授池田修一・不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)の論文ではHPVワクチン後遺症の72例が取り上げられており、疲労・頭痛・自律神経症状・広範囲にわたる痛み・学習障害・神経障害などが、HPVワクチンで引き起こされたとあります。
HPVワクチン接種者では頻度が高いですか?
角
これだけでは分かりません。ただですね...
原
質問には、はい、いいえ、で答えてください。
裁判長
証人の回答を妨げないでください。
原
池田修一先生(信州大学神経内科もと教授池田修一・不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)の論文では、HPVワクチン接種により多様な症状が生じたと
き・さ・い、されている。
そうですね?
角
記載はされているが、それは科学的な正しさを示さない。
その論文には対照群すらも存在しない。そしてですね、、、
裁判長
回答は、はい、いいえ、だけでよいです。
原
72名のHPVワクチン接種後の方には、症状の共通性がある。
よいですね?
角
分かりません。これだけでは。
原
次は高橋論文です(静岡てんかん・神経医療センターてんかん科高橋幸利)
HPVワクチン接種後に32例が中枢神経症状をきたしています。
運動障害22例、知覚障害13例、脳神経障害16例、精神障害22例などです。
それらは複数の患者で共通して生じている
そのように、高橋先生の論文には書いていますね?
角
そんなことは書いていません。
そもそも論文として欠陥があります。
原
記載されているか、されていないか、そのことを確認しています。
記載されていますね?
角
記載されていません。
原
次の質問です。
高嶋先生(鹿児島大学神経内科教授高嶋博)の論文です。
HPVワクチン接種後の36例の神経症状です。
頭痛・疼痛が89%、運動障害が72%、自律神経症状が64%に生じている。
そう記載されていますね?
角
記載と言うか、その対照群がない。
原
西岡先生(西岡久寿樹・東京医科大学)・横田先生(もと小児科学会理事長横田俊平)らはHPVワクチン接種後にめまいなどの神経症状を生じた例を、日本では104例、デンマークでは84例あると発表しています。そのように記載されていますね?
角
対照群がない。そもそも比較対象が不適切。
そして2020年と2021年に、デンマークからはHPVワクチンによってそういった症状の有無に有意差がないという論文が、、、
原
聞かれたことにだけ答えてください。
GSK弁護団
いいかげんにしてください。
都合の悪いことになると、原告弁護士は証言を妨げています。
裁判長が仲裁に入る。
原
いいから質問に答えろ!と、別の原告弁護士(のちに登場する壮年男性)が大声で介入。
GSK弁護士
先ほどから原告側は、記載の有無ばかりを確認している。
それは法廷で必要な手続きではない。
証人は専門家として答弁している。
原(痩せぎすの壮年男性の弁護士、また再登場するので乞うご期待)
記載があるかどうか、それだけを答えろと言っている!
長々とした答弁は最終尋問でやるべきで、まずは地裁なら地裁でのやり方がある。
GSK弁護士
証人は質問にきちんと答えている。
原告側が、証人の回答の途中で話を遮るべきではない。
原
いや、答えていないでしょ。
GSK弁護士
証人が話しているのに、原告代理人がそれに被せて話し始めるのはおかしいでしょ。
ここで原告側と被告側の弁護士たちが言い争いを始め、怒号が飛び交って何を言っているかわからない状況。
これを法廷で、弁護士たちが繰り広げる姿は非常に滑稽(笑)。
しかし、これもまだ序章である、、、
裁判長
では、証人は可能な限り、はい、いいえ
でお答えください。
それが難しそうならばGSK代理人が質問して、証人はそれに答えてください。
原告側は
"記載されていますか?いませんか?"
のような、法廷において無駄な質問は控えてください。
角
まだ質問にお答えしきれていないかと思いますが、、、
原
疲労・頭痛・めまいを訴えている方が、デンマークでも日本でも75%を超えていますね?
角
公表された表を見る限り、有意差のあるデータではありません。
ただ発熱・痛みにに関しては、接種群の方が有意に多いですね。
デンマークと日本のデータを比較しても、症状に一貫性はありません。
原
はい、いいえ、で答えてください。
もういいです(明らかに苛立っている)、次の質問です。
厚労省研究班の岡部(川崎市健康安全研究所所長岡部信彦)らの報告では、、、
GSK弁護士
これは証人が詳細を知らない可能性が高いので、どのような報告か説明を。
角
初めて見ました。
どのようなデータですか?
原
次の質問に移ります。(記入ミスではなく、原告弁護士はしばしば証人の質問を無視して次の質問へ)
SLE、全身性エリテマトーデスは症候群ですね?
角
はい。
原
SLEの代表的な症状は、皮膚症状・関節炎・腎障害ですね?
角
はい、それらは他にも関節リウマチなどでも見られます。
原
SLEは自己免疫疾患ですね?
角
はい。
原
自己免疫疾患では自己抗体が見られ、一つの症候群だけではなく、症状に共通性のある症候群が含まれる。
共通の自己抗体がなければ、必ずしも同一で一連の症候群とは診断されるのでしょうか?されないのでしょうか?
角
それぞれの診断基準を確認してください。
抗核抗体や抗DNA抗体なども参考になります。
原
そんな回答を要求するような質問はしていません。
角
私は教えてあげたにすぎません。
原
証人は以前に、HPVワクチン後遺症に関しては多様な病態を寄せ集めたに過ぎない、そう言いましたよね?
角
SLEをそのような疾患に含めるべきではない、そのようには言ったかと。
原
自己免疫性疾患では、共通する症状があるかないかを聞いています。
SLEの話はしていません。
角
いえ、あなたがSLEの話を始めたんですよ。
GSK弁護士
SLEの話は終わったんですか?終わっていないんですか?
原
次の質問です。
シェーグレン症候群では抗SSD抗体が20-30%に見られる。
そうですね?
角
そうです。
原
自己抗体が検出されなくとも、自己免疫疾患であると言えますね?
角
必ずしもそうではありません。
原
未知の自己免疫疾患で、抗体が未発見である疾患もあり得ますね?
角
あり得ます。
原
潰瘍性大腸炎は、近年になって自己抗体が発見された。
だから自己免疫疾患と判明した。
そうですね?
角
潰瘍性大腸炎は自己抗体が発見されたが、自己免疫疾患と判明したわけではありません。
GSK弁護士
私が聞いていても、原告代理人が法廷で何を確認したいのかが分かりません。
はっきりお願いします。
原
HANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)は自己免疫性疾患であり、自己抗体が発見されていないだけ、という事です。
次は松平論文です。(静岡てんかん・神経医療センター松平敬史)
12人のHANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)患者では、脳の糖代謝異常と炎症が生じている。
そう記載されていますね?
角
医学的に正しいかは何とも言えませんが、、、
原
分からないなら、答えて頂かなくても結構です。
角
いえ、相関係数などを考慮する必要があるのですが。
まぁ、いいです。
原
もう答えなくてもいいです。
次はPETによるHANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)の診断や、IAPP(免疫吸着療法)の有効性に関しては証人は"不明"と答えていましたね?
角
そうです。
原
では、複数の自己抗体が検出される自己免疫疾患もありますね?
角
はい。
原
以下の先生たちはそれぞれHANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)患者から、異なった自己抗体を検出している点には同意できますか?
・鹿児島大学の高嶋先生(鹿児島大学神経内科教授高嶋博)
・信州大学の池田先生(信州大学神経内科もと教授池田修一・不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)
・高橋先生(静岡てんかん・神経医療センターてんかん科高橋幸利)
角
一人の患者から複数の自己抗体が検出されたわけではない。
従って、HANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)から複数の自己抗体が検出されるかと言えば、それに同意はできません。
原
自己免疫疾患では診断基準のすべてを満たさなければならない、そうですね?
角
違います。
原
高橋論文(静岡てんかん・神経医療センターてんかん科高橋幸利)では、HANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)患者群ではNMDA型グルタミンに関与する抗体が、健常者よりも多く検出されました。
そう記載されています。
それは認めますか?
角
高橋先生の生データを確認すると、NMDA抗体をELISAという手法で検出しています。
しかし、国際的にはELISAでの検出は認められておらず、高橋先生もその点には同意している。
そもそも適していない方法で検査を施行することの問題が、、、
原
そんなことは聞いていません。
質問に答えてください。
記録には、記載はありますか?
GSK弁護人
原告代理人は、証人の証言をきちんと聞くべき。
原
いいから質問に答えるべきです。
証人は話が長すぎる。
裁判長
原告代理人は
記載がありますか?
という無意味な質問はやめて下さい。
証人は、できるだけ簡潔な回答をお願いします。
原
じゃあもう結構です!(唐突に声を荒らげて)
次の質問です!
HANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)患者らへ施行した検査が、保険収載されているかはご存じですか?
角
知りません。
原
HANS(HPVワクチン関連免疫異常症候群)という診断に合理性がないとお考えですか?
角
はい。合理性はありません。
原
免疫学の教科書によると、遺伝や感染や外傷やワクチンでも数年から数十年後に自己免疫疾患を発症する可能性がある、と記載されています。
HPVワクチンで自己免疫疾患を発症するのは、一般的な教科書の知見でも明らかではありませんか?
角
それは古い教科書の記載でしょうかね。
衛生仮説などに基づいているのかもしれません。
結核や寄生虫などによる、成人後のアレルギー性疾患などを念頭に置いているのかもしれません。他にも可能性として、、、
原
もう結構です!
次の質問は、、、
裁判長
原告側代理人は、一部の文書の切り取りではなく、その前後の文脈も説明するように気を付けてください。
原
いえ、証人は関係のない話ばかりをしています。
それが問題です。
GSK弁護人&裁判長
いや証人の発言は、さすがに質問に関係があるでしょう!
原
次の質問です。
GSK弁護士
次の質問に移る前に、、、
原告代理人は都合が悪くなると
"次の質問です"
と証言を打ち切るのはやめてください。
証人は正しく質問に答えています。
それを妨害しているのは原告代理人です。
原
いや、証人の回答は終わってるでしょ!
裁判長
証人は、回答が終わっているとお考えですか?
角
いえ。
回答としては、今までの医学的な知見からは、ワクチン接種と自己免疫性疾患との関連性はありません。
原
SLE 115例を解析した論文では、症状出現の3年前から自己抗体が出現していたと報告されています。どうお考えですか?
角
それもワクチンとは関係がない。
ここで分子相同性に関する質問があったが、後半へ持ち越し。
ここまでで、全体の半分未満です。
裁判は合計で3時間弱。
日本のマスコミが決して報じないHPVワクチン裁判の実態が、ある程度把握できたのではないかと思います。
後半はさらに見どころがあります。
ぜひ最後まで、お付き合いください。
1時間の休憩後に後半開始。
原
証人が証言すると論点が増える。
とにかく、はい、いいえ、で答えるべき。
それが無理なら端的に。
超過時間に関してはサッカーのロスタイムみたいなものであり、状況によってはノーカウントにしてほしい。
GSK弁護士
専門性が高い領域の裁判なので、はい、いいえ、での回答は困難。
むしろ原告側は都合が悪くなると話を遮る。
ロスタイム制なんてものは不要。
既に原告側の複数の代理人が、裁判の進行を妨げている。
裁判長
こちらの裁量で判断します。
証人が前提などを説明する必要がある場合、一言その旨は伝えてください。
原告側は質問の際に
"記載されていますか?"
"はい、いいえ、でお答えください"
と答弁を行うのは、避けてください。
原(午前中の小柄な女性弁護士から、水口弁護士に交代)
池田先生(信州大学神経内科もと教授池田修一・不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)のマウス実験は、実際にはシオザワ先生が行ったことはご存じですか?
角
シオザワ先生ですか?さあ、、、
原
ウェッジという雑誌が関わった、村中璃子氏と池田先生(信州大学神経内科もと教授池田修一・不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)の裁判はご存じですか?
角
はい。
原
証人は、youtubeで池田先生(信州大学神経内科もと教授池田修一・不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)の研究を捏造と発言したり、村中氏をサポートする旨を述べていますか?
角
たぶん、、、
原
池田先生(信州大学神経内科もと教授池田修一・不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)には、研究結果の捏造はなかった。村中氏は名誉棄損を行った。
そうですね?
角
まあ、、
原
HPVワクチン・インフルエンザワクチン・B型肝炎ワクチンの成分をマウスの脳に振りかけて、緑色の変化があるかどうか。
緑色の変化があれば、異常があると判断して良いですか?
角
そうです。
原
証人は、池田先生(信州大学神経内科もと教授池田修一・不適切な研究発表で厚労省と信州大学から厳重注意)のこの報告に対して、信州大学が行った実験では再現性がなかったと述べましたか?
角
はい。
原
信州大学はその原因を、検体の保存が困難、実験でのプロトコルが煩雑、と判断しました。
それでよいですか?
角
よくありません。
検体の保存は簡単であり、プロトコルも単純。
信州大学の判断には同意できません。
原
自己抗体は血液脳関門(BBB)を通過しませんか?
角
しません。
原
一般論としては、通過するともいわれていますがどうですか?
角
しません。
原
自己免疫性の小脳性運動失調症の論文では
①タイトジャンクションの破綻
②ケモカインや炎症性サイトカインの侵入
によって
BBBは破綻することがあるとされています。
これは正しいですか?
角
はい。
原
ではワクチンでも生じるのでは?
角
ワクチンでは生じない。それが一般的な医学的判断。
原
BBBの機能低下は疼痛やサイトカインでも生じる。
つまり一般的にはワクチンでも生じるのでは?
角
一般的には生じない。
原
BBBの知見に関する論文では、インターロイキン6などのサイトカインでもBBBの変動が生じると記載がある。
記載はありますね?
角
記載はあるが、非常に特異な現象であり、一般的には生じない。
GSK弁護士
原告側代理人は、文献を提示する際には前後の文脈を含めて正確に提示してください。
また何度も指摘されているように
"記載がありますか?"
という質問は止めてください。
原
BBBに関するこの論文での知見を踏まえると、、、
GSK弁護士
この論文は知見としてそもそも確立していない。
それを一般論とするには異議があります。
原
HPVワクチン接種で、BBBが破綻して、様々な症状が生じる。
その可能性は否定はできませんよね?
角
これまでの論文やMRIなどの知見からは、その可能性はあり得ません。
原
もう一度質問します。
HPVワクチンが、医学的に中枢神経の機能を破綻させる可能性はありませんか?
角
ありえません。
世界中でHPVワクチンが多数接種されて...
原(原告弁護士が痩せぎすでメガネの壮年男性へ交代、個人的にはこの裁判で断トツで興味深い人物)
ワクチンの学会誌で、HPVワクチンの毒性を訴えた論文が取り下げられたでしょうが!
角
そうです。それは取り下げられた論文ですね。
原
編集長の要請で、取り下げられたんだ!
よく読んでください。
角
分かりました。読みます。
原
こちらで読みましょうか?
角
私は老眼ですが、文字は読めますので。
原
メガネを持ってきましょうか?
角
いえ、メガネはありますので。
このレターを読むと、、、
ワクチン誌の編集長には、製薬会社との癒着の可能性がある。
利益相反の為に、HPVワクチンの毒性を指摘する論文が取り下げられたのではないか、と書かれています。
バカげていますね。
原
はぁ!?ちゃんと答えろ!!!
GSK弁護士
いくらなんでもこの答弁はおかしい。
質問を明確にしてください。
裁判長
証人は、質問に答えているにすぎません。
証言を続けてください。
角
このレターは論文の不備を指摘された執筆者が、その学会誌の編集長を個人攻撃しているに過ぎない。
論文に不備があって論文撤回を指示されたら、それに従うのが普通。
このようなレターを作成するのは普通ではない。
原
だから!質問に答えろ!
裁判長
角田先生の証言は、妥当だと考えます。
角
サイエンティストとして、おかしいものにはおかしいと言ったまでです。
GSK弁護士
そもそも原告代理人は、何度も何度も証人の発言を遮っている。
法定での行動として、さすがにおかしい。
原
質問しているだけだ!
編集長のホランド博士は、製薬会社と利益相反があるんだ!
角
いや、そうではなくて、、、
GSK弁護士
原告代理人の質問への回答は
答えなし
で、よろしいでしょうか?
原
よいです。
でも、百日咳毒素を使ったのが問題だから、この論文が取り下げられたのでしょうか?
角
それも問題の一つです。
原
百日咳毒素が、BBBへダメージを与えて、BBBを開かせると明示されていますね?
角
BBBが開かれた、開かれていない、それぞれを比較していますね。
原
ワクチン自体の使用量が多いのも問題と言いましたね。
角
言いました。
原
実験手順を確認すると、アルミニウム及びHPVワクチンのマウスへの投与量は、ヒトに換算すると特別に多いとは言えないのでは?
角
そうであれば、私の記憶違いかもしれません
原
では次にその取り下げられた論文を見ていきます。
ガーダシルやアジュバントの水酸化アルミニウムや百日咳毒素を比較した論文です。
図1を見てください。
結果に有意差がありますね。
角
図1だけでは判断しない。
図4まで見た上で論文全体を見る。
一貫性があるかを判断する。
原
しかし、図1のP値は0.05以下である。
角
図1から4まで見れば、その結果に一貫性はありません。
原
だから!図1は有意差があるでしょ!
はい次の論文。
これも1回は査読を通っている。
しかし学会誌の編集長によって撤回。
この論文は百日咳毒素を用いたことと、HPVワクチンの投与量は問題ないはず。
角
百日咳毒素はヒトには普通は投与しない。
他にも論文撤回の理由は多数ある。
原
動物実験では、ヒトより多めの投与を行うのは一般的でしょう。
角
なので、それだけではない論文撤回の理由があったのだろう。
撤回された論文なので、それ以上の検証は出来ない。
原
ナカシマDrとアラタニDrは、別々の論文で同量のHPVワクチンを使用しているが?
角
それぞれの実験の意図が異なる。
異なる実験を同一視すべきではない。
原
病理学的分析に移ります。
以前証人は、マウス1匹の脳切片の論文で判断すべきではないと証言している。
角
言ったかな、、、
原
しかし証人が指摘した図は、マウス3匹の画像ではないか?
角
確かに、これは論文の文言を読んだだけでは分からない。
健常なマウスをも含めた画像分析だった可能性がある。
改めてみると、やはりこの取り下げられた論文はおかしいとしか言いようがない。
原(また弁護士交代、メガネの中年女性で自己紹介。矢吹弁護士。ここの項目は自分も理解不能なので簡潔に)
分子相同性に関しての質問です。
エピトープ、アミノ酸の最小単位ですが、長さは5-8でよろしいでしょうか?
角
正確には今ここで分からないが、もっと長いのでは?
原
線形エピトープはどうでしょうか?
角
線形エピトープとされているのは、実際には立体エピトープでしょう。
原
次の分子相同性の論文です。
この論文でのB型肝炎ウイルスなどでの全長は?
角
分からない。マウスじゃなくてラビットなので、その長さにコンセンサスはないはず。
原
チロシンからグルタミンまでは6個でよいですか?
角
そうです。
原
6つのアミノ酸を共有していれば、分子相同性からも交差反応は生じ得る。
自己抗体を産生し得る。
それがHPVワクチンと自己のタンパク質で生じ得る。
それでよいですね?
角
そうですね。
ここで2回目の10分間の休憩。
そして再開。
後半へ続く。
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