アラサーで喪女なんだけど、そんなこともう周りに言えないから、彼氏3人いた設定で生きてるのね。
会社の恋愛トークとか、友達の結婚式とかさ、やっぱりやばすぎるやつはのけものにされるしすごい気を遣われたりするじゃん。それが嫌だったからもう妄想ボーイフレンドでどうにかしてるのよ。
話に矛盾がでないように設定も細かくしてて。まあ顔が良くないのでモテないのは必須なんだから、高校のとき部活が一緒だった先輩(向こうが受験で忙しくなってフラれた)、大学のとき同じ授業とってた人(浮気されてて破局)、マッチングアプリの人(付き合ってたかは微妙。遊ばれてたかも…シンデレラボーイ聞くとあの頃思い出してしんどい気持ちになるんだよね〜)というラインナップでご用意しており、まあどうにか日常は乗り越えられている。長期留学行ってたから色々リセットされてて過去を隠しやすいのもあるんだよね。
セックスはおろかキスさえしたことないけど、BL好きだし知恵袋だらだら読むのも好きだから、え〜ピロートークしてくれないとか最悪〜とか、耳年増の知識で適当に相槌打ったりしてるけど、この世のほとんどの人たちが誰かと裸を見せ合って、それでいて何食わぬ顔で働いてるのやばいなって中学生みたいなことをよく思う。そしてそんなことアラサーで思ってる自分キショすぎ!と戦慄するのである。
このほら吹きは、仕事に邁進し「彼氏いらないかな〜」と本気で思っていた頃は非常に私を救ってくれた。ここまで恋愛しないで生きてきたし、もう一生独身だろ、と私自身も信じていた。
しかしいい年齢になって、突然性欲が爆発した。仕事をしていても同僚にすらむらむらしてしまいミスをしてしまう。出社前にバイブを突っ込むガチなオナニーをして落ち着かせようとしても、余計にむらむらしてしまい集中できない。
こりゃダメだ!誰か私と付き合ってくれる人見つけなければ!と人生ではじめて本気で思った。そしてその話をマイルドに友人等にしたところ快く素敵な異性を紹介してくれる流れになった。ありがたい。
だがしかし、紹介される異性は、私が喪女であり恋愛経験が実はゼロであることをつゆほども知らない。貴方の友人は実は騙されていて…私誰とも愛し合ったことがないんですなんて今更言えないし。
誰に嘘をつけても自分に嘘をつくことはできないって痛いほどわかった。はじめてのキスも、その先も、この先経験できたとしてもその事実を知るのは私だけになるのだろう。友人の紹介じゃなくてもこの歳ではじめてなんて怖すぎて手を出してくれる人いないだろうし。
私もはじめてをはじめてと伝えてもドン引かれなくて、「優しくするからね」とか言われる年齢で全てをすませておくんだったな〜と馬鹿でか後悔。そうするために頑張らなかった自分が悪いのだけど。
それか経験!ゼロです!って言うだけの素直さを持って生きていけばよかったのか?肥大化したプライドと惨めな現実の狭間で窒息しそう。いや、もういっそ誰か殺してくれ
殺すのは無理だけどセックスなら…😊