1月13日放送の『ネプリーグ2時間SP★Z世代俳優VSベテラン俳優VS芸人俳優！全員俳優バトル』に登場した、“ウンチク”や“豆知識”をおさらいします。 【写真】この記事の解説画像を見る 「天然」の反対語「養殖」を答える問題では、地理担当の村瀬哲史先生が養殖の魚を美味しくする新技術について解説しました。 養殖の魚を太らせたいときには、餌を多くあげるのが普通の方法です。しかし、餌を増やすとその分コストがかかってしまうため、長崎大学の研究チームは「餌を与える時間」に注目しました。 まずはシマアジを2つのグループに分け、1つのグループには日の出の直後に、もう1つのグループには日没直前に餌を与える形で1ヵ月飼育。 すると、日没直前に餌を与えたグループのほうが丸々と太り、脂肪分が多くなったのだそうです。

「暗証番号」の「暗証」の意外な語源とは？

「暗証番号」などの「暗証」を漢字で書く問題では、林修先生が「暗証」の意外な語源を紹介しました。 「暗証」というのは、経典の研究をせずに、坐禅などの修行ばかりで悟りを開こうとする人のことを指す仏教用語。あまりいい場面では使われず、「暗証の禅師」＝「坐禅ばかり組んでいる教理にうとい僧」というふうに使われていました。 そこから「自分だけの流儀でやろうとする」「自分だけが知っている」というような意味に転じ、「暗証番号」という言葉で使われるようになったと考えられています。

「啓く」「啓す」の読み方と意味は？

「巧妙」と「啓発」という漢字を書く問題でも、林先生は解説を加えました。 まず「コウミョウ」と読む熟語には、「たくみで上手い」という意味の「巧妙」以外にも、「手柄を立てて有名になる」という意味の「功名」などの同音異義語がたくさんあるので、調べてみてほしいと林先生はアドバイス。 また「啓発」の「啓」を「啓く」と書くと、「教え導く」という意味の「ひらく」という読みに。ちなみに「発く」も「ひらく」と読むのだそうです。 「啓発」とは『論語』の言葉で、知識を与えて人を啓いて（ひらいて）、知識を理解させるという意味なのだとか。 そして「啓す」と書くと「申し上げる」という意味の「もうす」という読み方になるのですが、古語では「けいす」と読み、「皇后や皇太后、皇太子などに申し上げる」という意味に。林先生によると「啓す」は受験での必修用語だそうなので、覚えておきたいですね。 『ネプリーグ2時間SP★Z世代俳優VSベテラン俳優VS芸人俳優！全員俳優バトル』（フジテレビ）2025年1月13日放送より