魔を寄せ付けないコツ

先日 たまたまYou Tubeのお薦めで、神様のメッセンジャー的な 若い女性の動画が上がっていました。 ざっと拝見しましたが、その女性の魂は、とても純粋そうでありました。何のシガラミも、けれん味もなく、利得のない言動は観ているこちらの心まで洗われるようです。

 

他の多くの方においても、霊能が開花する前、そして開花してから間もない頃までは、当初の純粋さは持続しキープされます。

 

それは自分が、このような霊能力を授かる事が出来たのは、「身に余る光栄であり、それを活かして人を助ける事が出来るのであれば、自分も神様にもお喜びいただけるだろう。」という純粋で謙虚な動機から 活動し始める方がほとんどのようだからです。

 

中には、最初から霊能力目当てで 職業修行的に始める方もいらっしゃいますが、

特に注意していただきたいのは、不純な動機で求める先には、何が待ち構えているのか? という事です。

 

結論からお話しますが、基本的に善より悪の存在の方が その思考に引き寄せられます。 なぜなら自ら悪を引き寄せているからです。 同類となりますからね・・・

 

話を戻します。 私はその動画を観て、現在の本当に純粋で直向きな女性が心配になりました。 もう少し、身を固め 強固盤石になってからで良いのではないかという懸念です。まぁ、余計なお世話ではありますが・・・

 

何を心配しているのかと言いますと、

 

① 良い魂を狙う 悪の存在がいる為、多くの人の眼に晒されると、

   それだけ標的にされやすくなる。

 

② 現状の純粋さを維持するには、強固な信念と守護が必要であるが、

  多くの者から絶賛され 持ち上げられると慢心し 魔が入る事が非常に多い。

 

③ 賛美ばかりで有頂天になると、金銭的に欲深くなり 

  最初はお気持ち価格だったのが、徐々に高額化する場合が多い。

 

以上のようなケースを多くみて参りました。

自ら病む、または家族が病む、損失・離別等、以前より悲惨な人生になったり、

それだけ 霊能力開花よりも その純度や状態をキープする事の難しさが分かるからです。

 

最初は純粋だから、金銭欲が少ないから、人の役に立ちたいから という動機でありましても、普通に霊性修行をしていましても、邪魔をする存在には遭遇します。その相手は、相応に強敵になっていきます。邪魔というのは、自らの宿業が浄化される際に噴出するものもあれば、正しく成長されては困る存在からの妨害でもあります。

 

最初は 神仏の加護の下 素晴らしい力を発揮していた方であっても、闇落ちとでも言いますか、人的にも魔に堕ちていく事はとても多いといえます。

 

要するに だんだん 有頂天になり(調子に乗って) 傲慢になり慢心すると

それと合致する存在に 取り込まれてしまうという事です。

 

この世でも 悪口言う人がいても それを聞く人がいなければ ただの独り言です。一緒になって言う人がいて 気が合うから その波長に合う人が集まるのです。

 

一般的には 霊性が高くなるにつれ、魂の純粋さは増すのが順当ですが、

その純粋な魂は 悪からみると 眩い光であり、邪魔であり、取り込みたい 支配したいという勝手な想いで狙われる事が多くなります。それだけ危険に晒される機会が増すのです。

 

ただ純粋に神様仏様が好きで お詣りしているだけ、神仏の美しい部分だけを欲していても、相応に魂の輝きが増せば、見知らぬ迷う霊に頼られたり、邪気や邪念に引きずり堕とされたり等、様々なリスクは生じてしまいます。

 

正しい信念を貫き通すのには 魔が差す隙を与えない

智慧の光明が必要であるという事になります。

 

ただの善い人では 都合の良い人 となる事もあることに留意し、

心の結界を強固に致しましょう。

 

 

 

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