愛媛県松山市で、ネコを虐待し殺した罪で起訴され公判中の大学生の男が、他にもネコ4匹を殺害し公園などに遺棄していたとして、3日、動物愛護法違反の罪で追起訴されました。
追起訴されたのは、松山市西長戸町に住む愛媛大学の学生、佐藤彰真被告(23)です。
起訴状などによりますと、佐藤被告は去年8月から9月にかけ、松山市内の公園などで捕獲したネコ4匹の首にビニールひもを巻きつけ階段にぶつけるなどの暴行を加えて殺し、その後公園などに遺棄したということです。
検察は、佐藤被告の認否について明らかにしていません。
佐藤被告は、去年10月に別のネコを殺害し遺棄したなどとして動物愛護法違反などの罪で起訴されていて、1月14日の初公判で起訴内容を認めていました。
また、検察側は初公判の冒頭陳述で「ネコに裏切られた」という怒りがきっかけで虐待を繰り返すようになったなどと、犯行に至るきっかけを明らかにしています。