理事長が「謝罪文」強要か 告訴した高3が退学処分 武蔵野東学園
毎日新聞
2025/2/4 05:00(最終更新 2/4 05:00)
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東京都武蔵野市の高等専修学校で、学校側から謝罪文を強要されたとして理事長を刑事告訴した3年の女子生徒に対し、校長が1月に退学処分を言い渡したことが関係者への取材で判明した。元生徒は大学に合格しており、進学ができなくなる恐れがあるため、退学処分の取り消しを求めている。
学校は、学校法人武蔵野東学園(松村謙三理事長)が運営する武蔵野東高等専修学校(石橋恵二校長)。健常者と自閉症の生徒が同じ校舎で学ぶ「インクルーシブ教育」を掲げており、きめ細かい進路指導でも人気があった。
複数の学校関係者によると、元生徒は2024年1月、当時副理事長だった松村氏も参加した校則に関する会議の進行を巡り、松村氏に反論。松村氏が激怒し、教員を通じて謝罪文を要求した。
不当だと感じた元生徒の保護者に対し、学校側は「謝罪文を出さなければ…
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