女性を金づちで殴り逮捕の男子大学生 警察にトラブル相談なし

2日、広島市安佐北区の住宅で20代の女性と両親が男子大学生に金づちで殴られてけがをした事件で、女性や家族から警察に対しこれまでにトラブルなどの相談はなかったことがわかりました。逮捕された男子大学生は女性について「昔からの知人だった」と説明しているということで、警察は一方的な逆恨みで事件を起こした疑いがあるとみて詳しく調べています。

広島市安佐北区の大学生、津山航一朗容疑者(22)は、2日午前3時すぎに広島市安佐北区の住宅でこの家に住む22歳の女性の頭を金づちで繰り返し殴ったとして殺人未遂の疑いで逮捕され、3日朝、送検されました。
女性の両親も金づちで殴られてけがをしていて、いずれも命に別状はないものの、母親は大けがだということです。
これまでの調べに対し、容疑者は「殺すつもりだった」と供述していることがわかっていますが、女性や家族から警察に対しこれまでにトラブルなどの相談は寄せられていなかったことがわかりました。
容疑者は女性と交際関係にはなく、女性について「昔からの知人だった」と説明しているということで、警察は一方的な逆恨みで事件を起こした疑いがあるとみて詳しく調べています。

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