学校再編 中学校4校案「妥当」
学校再編 中学校4校案「妥当」
気仙沼市立小中学校の新たな再編枠組みを協議している気仙沼市小中学校再編検討委員会(委員長・本図愛実宮城教育大学教職大学院教授)は28日、6回目の会議を市役所魚市場前庁舎で開いた。12月の前回会議以降に3グループで行った議論の内容を報告し、中間報告の取りまとめに向けて協議。中間報告を3月に確定させ、答申を8月に行う方針を確認した。
委員会は小学校について現在の学校数を維持する考え方を基本に検討。一方、早期の再編が必要な中学校については市教委が先月3日の委員会で現在の9校から4校とする再編案を提示。再編時期の想定は最短で2027、28年度としていた。
当初のスケジュールでは中間報告を昨年末までに、答申は年度内を目指していたが、再編案などに対しグループで議論を深めることを前回の会議で確認。年末年始にかけてグループごとに2度の意見交換を行い、議論の結果を共有した。
4校に再編する案に対しては各グループが「妥当」との意見で一致。ただ、市民が納得できる十分な説明が不可欠だとの考えが多く出されたことが報告された。再編時期については準備に要する時間などを考慮し、案に示された27、28年度は「難しいのではないか」との考えが多かった。
不登校生徒への配慮を求める意見もあり、市教委が学校に自分のペースで生活できる環境として「校内教育支援センター」の設置を検討していると説明。委員からは再編によって自宅から学校までが遠くなる場合、最寄りの小学校にスペースを確保して中学生も利用できるようにしてほしいとの意見があった。
中間報告は今後さらにグループで議論を進め、3月の会議で確定させる考え。その後、地域住民の意見聴取などを踏まえ、答申は予定より5カ月ずれ込み8月に行うとした。