俳優やタレントの契約情報 不正に持ち出したか 元社員を逮捕

勤務していたタレントキャスティング会社の営業秘密にあたる俳優やタレントの契約情報などを不正に持ち出したとして、36歳の元社員が不正競争防止法違反の疑いで逮捕されました。
警視庁は、転職を予定していた他社にデータを持ち込む目的だったとみて捜査しています。

逮捕されたのは、横浜市青葉区の山本和佳容疑者(36)です。

警視庁によりますと、おととし10月、当時働いていた東京 中央区のタレントキャスティング会社から営業秘密にあたる俳優やタレントの契約情報などのデータが入った数百件のファイルをUSBに保存して不正に持ち出したとして、不正競争防止法違反の疑いが持たれています。

データには、主演クラスの俳優やタレントの年間の契約金額、「バラエティーはNG」といった契約条件などが含まれていて、都内のインターネットカフェから会社のシステムにアクセスし持ち出していたとみられるということです。

警視庁は、転職が決まっていた同業他社にデータを持ち込む目的だったとみて捜査しています。

容疑者の認否は明らかにしていません。

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