助けてほしい時に守ってもらえず、話を聞いて欲しい時に冷たく突き放され、放っておいて欲しい時に限って過保護に指示される…
このような環境で育つと、自分自身の感情を内側に抑え込んで蓋をしてしまうようになる。
「私のことなんて誰も興味がないのでは」と思い込んだまま大人になることもある。
Poche │心理カウンセラー
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「自分なんて」を「自分らしさ」に|家族仲が改善された、自分の人生を生きられるようになった、人間関係が楽になったなど日々感謝が寄せられる。人間関係や機能不全家族の相談を得意としている|インスタ: instagram.com/poche_counselo
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幼少期に否定されることの多かった人ほど、他人の言動に敵意を感じやすい。
「何でそう思うの?」という質問が尋問に聞こえたり、「こうしたら?」という助言が自分への押し付けに感じる。
攻撃に感じて即言い返すこともあるが、相手を傷つけたいわけではない。自分の心を守るための反射的な行動。
起きられないのも、動けないのも、体がダルいのも、頭痛も、めまいや耳鳴りが酷いのも、関節の痛みが強いのも、やる気が出ないのも、元気が出ないのも・・・
今日は、「ぜ~んぶ天気のせい」だと思いましょ。
本州南岸を爆弾低気圧が通っていて、心身の不調が出やすい日なんです。無理しないでね。
アダルトチルドレンは、あなたの人生を否定したり、何でもかんでも親のせいにしたり、子育てを批判する言葉ではありません。
過去が、今のあなたに「どんな影響を与えた」のか知るための手掛かり。
自分の性格のせいだと責めて悩んできたことが、実はそうではなかったと知るための一つのきっかけです。
「職場に行くのが辛いのに、職場につくといつも通り動けてしまう」という人がいる。特に「笑顔で頑張っている人」はこの辛さが周囲に理解されにくく、孤独を感じる。家に帰って、一気に疲れが溢れ出る。
動けず仕事に行けないのはとても辛いが、もう限界なのに動けてしまうのも辛い。どちらも苦しい。
そんなことで傷つくの?、冗談なのに、つまんない、気にしすぎ、考えすぎ、真面目すぎ…
このように言われ続けて育つと、「どの気持ちは出して良くてどの気持ちは出しちゃダメなのか」苦しむ。
自分の感情を疑うようになる。本当の気持ちが分からなくなる。
「自分自身がよく分からない」に繋がる。
何を言っても否定され、理解されず、「言っていることが分からない」などと切り捨てられると、自分の意見が言えなる。
言えば傷つくのなら、言わない方がいいと学ぶ。「いっそのこと何も感じない方が楽だ」と、感情さえ抑え込んでしまうこともある。
これが、自分がよく分からないに繋がる。
相手に直接文句は言わないが、頭の中で延々と相手と戦うことがある。
過去に誰かから言われたことを反芻したり、頭の中で相手に言い返したり、白黒思考になったりしてものすごく疲れてしまう。
これは本人の性格のせいというより、
子どもの頃に親から管理されすぎていた人に多く、人生が戦いになる。
子どもの頃に気を遣ってきた人ほど、人がいるだけで緊張しやすい。
周囲の空気を読むセンサーが勝手に作動し、警戒から緊張状態になり全身に力が入る。それが家に帰ると一気に解放され、ドッと疲れが出る。
何でこんなに疲れるのかと落ち込むが「疲れてしまうようなタスクをこなした」と思って良い。
良かれと思って手伝ったら「余計なことをするな」と怒られ、言われたら手伝おうと思ったら「言われないと動けないのか」「言われる前にやれ」と怒られ、手伝うのをやめても怒られてしまう・・・。
過去にこのようなことが積み重なると、自分の意思で動けなくなる。
動くのが怖くなってしまう。
「何か苦手かも…」という人に出会うことがある。
この直感は、わりと当たる。「あれ?」という小さな違和感は大抵大きな違和感に変わる。
「悪い人じゃないかも」「考えすぎかも」と、違和感を見てみぬふりしてつき合うと後悔する。
子どもの頃から、誰かを喜ばせようと頑張ってきた人に多い傾向。
本音を言えない、という人が増えている。
だが心の奥では、「言わない方が良い」と悟っていることが多い。過去に誰かを悲しませたり、怒らせてしまったり、離れていったり、頭ごなしに否定されたりと後悔した経験がそうさっせる。
心を守る為、相手を傷つけない為に、「言わない」という選択をする。
ふいにカチンときたり、特定の言葉や場面でイラッとするのは、自分を守るための防衛反応かもしれません。
あなたが大切にしてきた何かが侵害されそうな時、自分の何かを否定されたと感じた時に出る「これ以上踏み込まないで」という1つのサイン。
性格が悪いとか、怒りっぽいわけではないですよ。
誰かの機嫌が悪い時、「自分自身の原因」を真っ先に探す人がいる。
言い方が悪かったかも、気に障ることをしたかも、タイミングが悪かったかも…と自分の非を探す。
実際は、あなたに原因がないことも多い。
ピリピリした家庭環境で育ったり、家族間で板挟みになることが多いとこの傾向が出やすい。
助けてほしい時に守ってもらえず、話を聞いて欲しい時に冷たく突き放され、放っておいて欲しい時に限って過保護に指示される…
このような環境で育つと、自分自身の感情を内側に抑え込み、蓋をしてしまうようになる。
「私のことなんて誰も興味がないのでは」と思い込んだまま大人になりやすい。
「あの時言い返せばよかった」
「あの人酷い」
このように後になって怒りが出ることがあります。
その場で言い返せなかった自分を責めてしまう人は多いのですが、怒りを出すには『怒りを出しても安全な環境』という前提条件が必須。
当時は、怒りを出せるような状況じゃなかったのかもしれませんよ。
「何で早く言わないの」と怒られることがある。
過去に「辛い」「しんどい」と打ち明けた時に、「私の方が辛い」「それくらいで…」なんて返ってきた経験があると「言わない方が傷つかない」と学ぶ。頼るより、耐える方を選ぶ。
実は言わなかったのではなく、言いたくても言えない環境だっただけ。
トゲトゲした言葉が飛び交う家庭で育つと、精神的に不安定になりやすい。
いつも自分に自信がもてなかったり、恐怖から逃れるために乱暴になることもあれば、不安を消すため強くならなければと背負いすぎることもある。
家が心休まる場所だったか、そうでなかったかの違いは大きい。
「気にしすぎ」「考えすぎ」と言われ、傷つく人が増えている。
でも好きで我慢したのでなく、その環境で生きる為に我慢するしかなかった。
考えすぎでなく、不意打ちの攻撃で傷つかないよう心を守ってきた。
警戒しなきゃいけないような事が、幼少期に多すぎただけ。
実は、性格のせいではない。
相手が黙っているだけで、とてつもない不安に駆られる人がいる。
「何か気に障ることを言ったかも」と自分の落ち度を探したり、「相手を楽しませなきゃ」と焦ってしまう。
「私と居ても面白くないよね…」と申し訳なくなったりすることもある。
気を遣ってばかりの家庭環境で育つとそう感じやすい。
「集団の場が苦手」という人がいる。
幼少期、家庭内で「自分の居場所がない」と感じた人に多い傾向。人嫌いなのではなく、1人でのびのび平和に過ごしていたいタイプが多い。
だが日本の社会では「集団生活ができない子」「協調性がない子」というレッテルを貼られてしまう。結果、孤立感が強まる。
「本当にしてほしい事や、本当に欲しいものが言えない」という人がいる。
ダメだった時の悲しみや絶望感を痛いほど知っている場合、そうまでして言おうと思わない。
これは高すぎる、今は忙しそう、これを選んでほしそう…と空気を読む。子どもの頃から無意識にそうしていた、という人が多い。
限界が来た時。
「もっと早く言ってくれれば」と責められることがある。言わなかったあなたが、まるで悪いかのように。
でも違う。
言っても意味がないと思わせる環境だっただけ。心身が追い詰められると心が麻痺する。
言わなかったのではなく、その環境では「言えなかった」ケースはあまりに多い。
毒親、モラハラ、パワハラをする人達は「誰から見ても酷い人」なのではない。それどころか、いい人に見えることも多い。だから被害者の訴えが周囲に理解されない。
彼らは怒りをぶつけていい相手と、ぶつけない方が良い相手を選んでいる。彼らが怒りをぶつけるのは『自分を攻撃しない優しい人』だけ。
親の機嫌に左右された人は、大人になってもその影響に苦しむ。同じように他人の機嫌にも左右されやすい。
機嫌がいい時には優しくされ、機嫌が悪い時には否定されてきたから、どれが本当の親なのか分からない。恨むことも嫌いになることも出来ず、かといって心から信頼することも出来ない。
大事な場面で、必ずといっていいほど泣いてしまう人がいる。
「泣けば済むと思って」「すぐ泣く」と涙を武器にしていると勘違いされ悔しい思いをすることもあるが、本人も泣きたくて泣いているのではない。
気持ちを否定された過去、さらには本音の抑圧期間が長ければ長いほど勝手に涙が溢れる。
誰かがコソコソしていると、「自分の悪口を言っている」と感じることがある。
子どもの頃、認められるより否定されることが多いとそうなりやすい。
「そんなことない」「自意識過剰」「気にしすぎ」と言われることもあるが、そうではない。本人も気にしたくない。
過去の影響で不安が膨らんでしまう。
「朝起きた時からしんどい」という人がいる。
何もしていないのに既に疲れている。気がついたら夕方で、落ち込む事もある。
これは身体よりも「心(脳)」が疲れている状態。これ以上無理しないように、脳が行動をストップさせる。
やる気や気持ちの問題ではなく、動きたいけど動けない状態。
人との距離感に、とても悩む人がいる。
自由に気持ちを言い、好きなものを選んで、とことん失敗して、それでも受け止めてもらえる安心感を学ぶべき幼少期に、『大人の顔色を見て行動しなければいけなかった』人に多い傾向。
自己肯定感の低さから、「産まれてきてごめんなさい」と思うこともある。
子どもの頃に抑えてきた感情が、大人になって溢れ出ることがある。
親を気遣ってきた人ほど「怒り」が強く出やすい。自分でも怖いほど憎しみや怒りが膨らむこともある。
これが本当の自分なのでは…と怖くなるかもしれないが、違う。
過去に耐えて抑えたものが大きいほど、その反動も大きい。
自分のしたいことよりも、「相手がどう思うか」が判断基準になる人がいる。
否定が多い環境で育つと、従う方が心が傷つかないと考えやすい。
褒められる経験が少ないと、認められたいという気持ちが強くなる。
失敗が許されない環境で育った場合、「あの言い方はよくなかった」と後悔し自責しやすい。
「相手の正解」を探す人がいる。
この人は何を言ってほしいか、何をしてほしいか…センサーフル稼働で正解を探す。子供の頃からそうしてきたから無意識にやってしまうし正解率も高い。
人を傷つけないよう気を付けている優しい人ほど「ああすればよかった」「こう言えば良かった」と落ち込みやすい。
親に管理され過ぎていたり、「ああしなさい」「こうしなさい」と親の言うことが絶対の環境で育つと、人生が戦いになりやすい。
親から支配され過ぎている場合、他人から受ける「支配に似たもの」に敏感に反応する。他人からの指摘が極端に嫌いになる。常に誰かと、頭の中で他人と戦うようになる。
<毒親育ちが抱えやすいプレッシャー>
・強くならなきゃ ※弱い自分はダメ
・完璧にしなきゃ ※能力=自分の存在価値
・早くしなきゃ ※いつも急き立てられる感覚がある
・頑張らなきゃ ※限界を超え倒れるまで休めない
・喜ばせなきゃ ※誰かが笑顔だと嬉しい。自分一人だけ楽しむことに罪悪感
「なんとなく苦手」「なんか嫌」という直感は、信じた方がいい。
「なんとなく」「なんか」という感覚的な反応には、過去の経験が関係しているケースも多い。あなたを傷つけた「何か」「誰か」と重なるようなものがあるのかもしれない。
直感的に近づかない方がいい、危険だと判断することがある。
真剣な話し合いが苦手な人がいる。
子どもの頃に気持ちを話した時、否定されたり怒られたり、親を悲しませた経験があるとそうなりやすい。
自分の考えを伝えようとすると泣きそうになったり、不安から喧嘩口調になったり、つい笑ったりふざけてしまったり、遠回しに嫌みを言ってしまうこともある。
疲れやストレスをため込んで、ある日突然爆発することがある。人が変わったように怒る。
怒りが爆発しないタイプの人はそのまま内側に抱え続け、うつ状態に陥ることもある。
どちらも周囲からは「突然そうなった」ように見えるが、実はそうではない。
耐えて耐えて耐えて…我慢の限界が来てそうなる。
人と会って話すことがストレス解消になる人と、一人で家にいる方がいい人がいる。
体をアクティブに動かすことがストレス解消になる人と、何もせずゴロゴロ休む方がいい人がいる。
ストレスは心と体の緊張だから、あなたが緊張をしない方法がベスト。
みんなと違う=おかしい、ではない。
責められ続けると、人は人を信じることが出来なくなる。
劣等感に包まれ、誰にも本音を打ち明けられないのはおろか、助けを求めるのも怖くなる。
否定され続けると、人は自分自身でさえ信じることが出来なくなる。「私はおかしいのでは」「普通じゃない」と自分で自分を否定してしまうこともある。
子どもの頃に「愛された」が満たされていないと、親ではない誰かに求めることがある。
恋人や友達に、貰いたかった愛情を求める。絶え間なく「好き」を実感できないと不安になったり、試し行動をとることもある。
「認めてほしい」が満たされていない場合、依存し過ぎたり尽くしすぎてしまう。
幼少期、大人から否定されることが多いと『他人と頭の中で戦う』ようになる。
相手がこう言ったら自分はこう返して、相手が○○したらこう対処して…という風に、相手がいない時にひたすらシミュレーションする。
人生は楽しみではなく、日々戦いが続くことの「疲れ・苦しみ」への絶望感が膨らむ。
無理と頑張るの境目が分からない人へ
1つでも当てはまれば、頑張り過ぎ&心が限界に近いサイン。
<目安>
・朝起きて既に疲れている
・思考力が下がる
・心から笑えなくなる
・涙が急に出てくる
・悲しいのに泣けなくなる
・眠れなくなる
・いつもより優しく出来ない
・何が辛いか分からない
Show moreある人に対して「この人なら信用しても大丈夫だ」という気持ちと「いつか自分を見捨てるに違いない」という正反対の感情を抱く、両価性が強く出やすい人がいる。
何かをきっかけに「不安」が勝つと、自ら関係を断ってしまう。
多くの場合、幼少期から「いつか見捨てられる」という不安を抱えている。
すぐ傷つく人が悪いのではなく、傷つける側が悪いです。
許せない人が悪いのではなく、許せないことをした側が悪いです。
笑って受け流せない人が悪いのではなく、そんなことを言う人が悪いです。
「人のせいにしてはいけない」と言われることがありますが、本当に人のせいのこともあります。
家庭内のバランスをとるため、幼少期から頑張ってきた人は多い。
大人の愚痴を聞き、慰め励まし、ワガママを我慢し、期待に応えるため努力する。兄弟姉妹がいる場合、自分ばかり我慢して損することもある。
あなたの笑顔の裏にとてつもないプレッシャーや不安、悲しみが隠れていることを誰も知らない。
相手が黙っているだけで、とてつもない不安に駆られる人がいる。
「何か気に障ることを言ったかも」と自分の落ち度を探したり、「相手を楽しませなきゃ」と焦ってしまう。
「私と居ても面白くないよね…」と申し訳なくなったりすることもある。
気を遣ってばかりの家庭環境で育つとそう感じやすい。
アダルトチルドレンの「死にたい」は、うつ状態の希死念慮と少し違う。
自ら積極的に死を選ぶのではなく、誰にも迷惑をかけずに「消えてしまいたい」という感覚に近い。生きている限り頑張らねばというプレッシャー、生まれてこなければよかった、最初からいなければよかったという申し訳なさが強い。
<過去が原因で抱える悩み>
・幸せになってはいけないような気がする
・苦手な人に気を遣いすぎるが、大切な人に気を許しすぎて傷つけてしまう
・自由や愛、自分らしさがよく分からない
・「ありのまま」の自分がは愛されるわけないと思う(だから尽くし頑張りすぎる)
・消えたい、と思うことがある