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リアルでつながりのあるアマチュア絵師が反AIに染まっていった話

直近で反AIに関する事件がございました。今回私が経験した事件はAI推進派かどうかに関わらず、今後個人でご依頼をされる方であればどなたであっても経験しかねないような内容ですので、反AIに関する記録として残しておくことといたしました。
今回はその事件の詳細について記載させていただきます。
タイトルの通り、「リアルでつながりのあるアマチュア絵師が反AIに染まっていった話」となります。

注意事項

私は元:個人でイラストを買っていた人、現:生成AIでイラストを楽しんでいる人です。
生成AI導入以降、反AIの方とは「お互いのためによくない」の考えのもと住み分けとして縁を切らせていただいております。
なお、ここでの反AI絵師の方は以下の条件を両方満たす方と定義させていただきます。

  • SNSアカウントのどこかしらに「無断転載禁止」「無断学習禁止」と記載されている方

  • 投稿したイラストにウォーターマークを入れている方のうち、ウォーターマーク内に「無断転載禁止」「無断学習禁止」などと記載されている方(サインのみの方は除外いたします)

注:「無断転載禁止」のみであり「無断学習禁止」やら「反AI」やらと記載していない絵師のことを「反AIである」と決めつける意図はございません。「無断転載禁止」と「無断学習禁止」をセットで記載されている方が非常に多い現状を踏まえ、条件をよく見かける事例に近づける目的で両方記載させていただいております。よく見かける文言の一例を記載させていただきます。

  • 自作発言・無断転載・AI学習禁止。

  • 無断転載・無断学習禁止。

  • 無断転載およびAI学習への使用は禁止しております。

  • 無断転載禁止/無断学習禁止
    (こちらは特にウォーターマークに多い書き方となります。)

また、無断転載のみであるが過去の投稿において無断学習禁止にまつわる内容を記載されている方も「無断転載禁止」と「無断学習禁止」の両方を記載しているものとみなし、反AI絵師に含みます。

当記事にはイラストレーター(絵師)に対してやや否定的な内容が含まれておりますが、全て実体験のためあえてそのまま記載させていただいております。

なお、当記事は特定防止のため一部内容にフェイクが含まれております。

反AI絵師の特徴

まず、私は現在反AI絵師の方とは縁を切らせていただいておりますが、これまでの経験より反AI絵師の方によく見受けられる特徴は以下ではないかと考えております。

  • 痛々しさすらある有名人気取り

  • 「自分はもらって当たり前、他の人のことはどうでもいい」という考え方
    (自分さえ得であればいい、と言った方がより正確かもしれません。)

  • 自分は絶対に正しいと信じ込んでおり、「自分は絶対」という雰囲気がにじみ出ている
    (だが実際は絵師側が間違えていることの方が多いです。)

  • インターネットに公開する内容の取捨選択やリスク管理が全くできていない

詳細およびこのような見解に至った経緯につきましては先日記事にいたしましたので、こちらの記事をご参照くださいませ。

(本来は当記事の前置きとして書いたものなのですが、長くなりすぎたため分割いたしました。)

私の身に起きた事件について

これまでそこそこ仲良くしていたリアルの知り合いが反AIに染まっていき、絶縁する事態に至りました。
以下、リアルの知り合いだった人を「彼女」と記載させていただきます。反AI絵師の大多数に漏れず、女の子です。

この記事は彼女の私に対してとった行動に関する経過観察記録となります。

  • 彼女と知り合ったのは私が生成AIを用いてのイラスト生成を始める前です。

  • 彼女は私が生成AIを用いてイラストを生成していることを知りません。

  • 私は彼女に対し有償でのご依頼経験がございます。

  • 私と彼女は普通にしていれば同じ区分の学校に通っていることはない程度には年齢が離れています。私の方が年上です。

一部フェイクを加えさせていただいております。

彼女について

まず、彼女の特徴について簡単にご説明させていただきます。

  • 女性

  • 超高学歴層
    (大学名を言ったら「すげー」と言われるようなレベル)

  • 2024年度現在大学生
    (芸術系・法律系の学部ではありません)

  • 紙に絵を描く習慣がない
    (私は彼女が紙に絵を描いたところを見たことがありません)

彼女はその大学出身の芸能人が高学歴扱いされるような大学に通っています。少なくともおバカではありませんし、私とは比べ物にならないほど高学歴です。私が入れるような大学ではありません。
彼女の学部は芸術系や法律系の学部ではありません。法律、特に著作権に関する勉強はほとんどしていないとお考えください。なお、彼女の絵は誰かに習った経験はなく独学と聞いております。

彼女の世代について

特筆すべきは彼女の世代です。何度か同じ世代の方とお取引させていただいた経験でのお話となりますが、彼女と同じ年代の方で反AI関係の主張をされている方を非常によくお見かけします。
先日の記事でも少し触れておりますが、彼女の世代に関しては詳しく説明させていただきます。

彼女はちょうど小学生のときに3○Sが発売された世代です。
小学生のときにう○くメモ帳やmii○erseが流行っていたと考えられます。(このへんが絵師界隈に与えた影響についての詳細は既に先日の記事で説明済みのため、割愛いたします。)
また、ガラケーからスマホに移行した時期が中学生に当たります。
彼女の世代のインターネット経歴は

3○S→スマホ

といった経歴です。3○Sが流行っていたとき、「3○Sキッズ」という言葉があったのをご存知の方も多いと思いますが、まさにその「3○Sキッズ」のボリュームゾーンが彼女の世代です。

また、彼女の世代はPCやガラケーの時代を知らず、スマホからインターネットに入った最初の世代でもあります。大学に入るまでパソコンをまともに触った経験があまりない方も多いような世代で、場合によってはパソコンを使えない人もいるかもしれません。

絵師に関係するような経歴に落とし込む場合、

  • ニ○動に個人のボ○ロPがMVを投稿しているのを見ている

  • 小学生の時点でタッチパネルに絵を描ける環境があった

彼女を取り巻く環境は上記のような環境でした。

生成AIが出現する前の話

私が彼女と出会ったのは生成AIが出現するよりも前でした。

外出禁止などになる前に興味本位で参加したセミナーで彼女と知り合いました。(このセミナーはいわゆる宗教系の怪しいセミナーではないことは明記しておきます。)

そのセミナーは私と同年代くらいの方が多く、参加者の中で彼女だけがとても若かったことをよく覚えております。
「どうしてこんなに若いのに参加しているの?」と周りの人に声をかけられていたほどです。

彼女は絵を必要としていそうな人に対して売り込んでいました。
自分のSNSアカウントを教え、「絵が必要になったらご依頼してください!」と営業していたのです。

私と彼女の出会いはその営業からでした。

この時点で彼女のフォロワー数は3桁であり、学生であることを踏まえてもまだまだこれからの駆け出し、といった印象でした。

この段階で一度彼女にご依頼をしたことがございますが、この時点ではとてもスムーズに進行することができており、価格相応のクオリティは確保できており好感触でした。

#絵師とつながりたい

その後しばらくたち、彼女のSNSに変化が生じ始めます。
今まで「無断転載禁止」だけだったアカウント説明欄に「生成AI禁止」が追加され、イラストにウォーターマークを入れ始めたのです。

過去の投稿を検索すると、以下のような経緯があり反AIに関する記載が増えていました。

  • SNS上で絵師とつながりたいタグをしたところいわゆるAI絵師と呼ばれる方にフォローされた

  • 絵を盗まれていると感じた

  • 生成AI絵をアップしている方全員ブロックします!と宣言

  • ウォーターマーク追加します!発言

以上の投稿が見つかりました。この投稿からわかる彼女の動きは以下となります。

  • 「なんかAI絵師にフォローされてる!」

  • 「私の絵を使われている!」(実際はフォローしただけでその手のリプライは送信されていない)

  • 「私の絵が盗まれている!」

  • 「AI反対!AI反対!!」(こうして彼女は反AI絵師となった)

「AI絵師にフォローされた」というだけで、自分の絵がAIに使われていると判断し、AI絵を使っている人を無差別的にブロックするようになったのです。

この時点での彼女のフォロワー数は、4桁後半でした。

私が生成AIを導入してからの話

このタイミングで、私は発注プロセスに生成AIを導入いたしました。

この段階で、前回発注した絵の差分が必要になったため、彼女に再度ご依頼することとなりました。

彼女に前回の絵の差分を依頼する旨を連絡しましたところ、以下のような返信が返ってきました。

「匿名希望さんはAIを使わないと思いますし、大丈夫ですよ!」

最初に記載させていただいた通り、こちらは「AIを使っている」とは一言も言っておりません。
それにもかかわらず、人がAIを使っていると断定してこちらがAIに関する話題を出していないにも関わらずAIに関する話題を出してくるようになりました。
(さらに余計な話をしますと、この時点で私は生成AIを導入しておりますから、実際は絵を生成しているのです。)

この時点で生成AIが出現する前の彼女は残っていませんでした。

ご依頼中の彼女の動き

彼女はご依頼を受けている間も反AIに関するポストを欠かしませんでした。

  • 「繰り返しますが私のイラストはAI生成禁止です!」

  • 「生成AIに手を出すメリットは全くないから手を出すくらいなら私に依頼をしてください!」

  • 「(デザイナーさんの作成した配信画面のサンプルモデルをやっていただけませんか?系の企画に対して)この手の企画に参加するとキャラデザがAIに盗まれます!参加しないで!」

以上のようなポストが頻繁に流れてきていたのをよく覚えています。この間AIに関する話題ばかりで、ご依頼絵に関するポストが皆無で絵が全くアップロードされていなかったのをよく覚えております。

ご依頼絵はどうなったのか

その結果、そのとき受けていたご依頼はどうなったか?と言いますと、以下のような状態でした。

  • 納期を当たり前のように破る(当初の納期より3倍延長になりました)

  • 全く指定に合っていないイラスト

  • 素人が見てもわかるレベルで体のバランスがずれ放題

生成AIが登場する前の誠実なご依頼進行は見る影もありませんでした。
もちろん全て指摘させていただきましたが、でもでもだっての繰り返しばかり。ひたすらわがままし放題で、私が頼んだはずの絵ではなくひとりよがりなイラストだけが納品されました。

当然、お金は取られました。

その後

このご依頼が終了したのち、彼女とは絶交いたしました。

その後、彼女はプロのアニメーターに対し、添削をご依頼したようです。
本来ヨシヨシされていたはずの顧客に「線画がズレている」だのと言われたのですから、「絵のことを何も知らないくせに!」と相当頭に来たのでしょう。
彼女は本当に絵の知識がある人から「うまい!」と言われたくて添削をご依頼をしたようでした。絵が描けない、つまり自分より下だと思っていた素人に自分の絵をボロカスに言われた直後です。誰かにヨシヨシしてもらいたかったのでしょう。

しかし、返された添削はそんな彼女の希望とは真逆でした。
提出した絵(ご依頼絵などではなく、趣味のファンアートを提出したようです)に対し、「体のパーツのバランスが悪い」「塗りが雑」「絵から熱意を感じない」などといった感じの大量の指摘、そして絵の上から赤線で大量の修正の描き込みがなされていたのです。
添削に添えられた文章には「あなたはまだ絵でお金を取れるレベルではありません。しかし基礎はできていますので、画力を向上すればまだ可能性はあります。もっと練習しましょう。」とも書かれていたようです。

2024年11月15日

この日付を見てピンと来た方も多いかと思います。

そうです。
あの絵師界隈を揺るがした?Xの利用規約改定です。

最初からよく利用規約を読んでいた人は既に学習されていることを知っておりましたので、何今更言ってるの?みたいな冷めた感じの目で見ていたのを覚えている方もいらっしゃるのではないかと思います。私もそちら側の人間でした。(なんなら、利用規約改定前の時点でXに投稿したイラストが学習されていることの証拠として利用規約の該当部分を保存しておりました。)

この日を迎えるに当たって、彼女はどのような動きをしたのか?
少し気になりましたため、彼女のアカウントを見てきました。

その答えはこうです。

  • Blueskyへの移住を発表し、Blueskyのみ更新を続ける

  • Xは鍵アカになり、過去絵はそのまま

こうして彼女はBlueskyの住人となっていたのでした。おしまい。

反AIは世代の犠牲者なのか?

反AI、と聞くとどのような方が多いイメージがあるでしょうか。

これまで絵で稼いできた人が絵で生活できなくなるから主張している

とお考えになられる方が多いと思われます。「これまで絵で稼いできた人たちが自分の稼ぎを守ろうとしているのでは?」世論を見ていてもこのように考えていらっしゃる方はよくお見かけいたします。
しかしながら、私が見てきた限りでは実態は異なっております。

まだ絵で稼いだことがほとんどない人が主張している

現在の30代以上で反AIを主張しているゼロではございません。しかしながら、反AIを主張している方の投稿をよく見てみると、とても若そうだな、というのが判断できるケースの方が多いのです。
(絵師としての活動歴が短い・学生とわかる発言をしているなど。)

余談ですが、STOPインボイスは実際に稼いできた人で主張されている方が多かった印象です。学生は親の扶養に入っているなどといった理由で税金などを払う機会があまりないため、インボイスに関する関心があまりなかったためと考えられます。

前回の前提記事でも軽く触れているのですが、この世代はこれまで通りであれば絵師として売れていくはずだった方が絵師になれなかった世代です。
再度簡単に説明いたしますと、界隈全体のお仕事の量が減ってきた影響のあおりを受けて仕事が減っていった層に属する方々が多く出現した世代です。

絵師の仕事が完全になくなったわけではなく、この世代でもトップ層はプロになっておりますので、お仕事が来なくなった方たちは単純に技量や実績が足りていないというだけの話でございます。これまでは人手が足りなかったためそういった層にも仕事を回さざるを得なかったため、仕事が来ていただけという話でございます。生成AIの出現によって仕事が減り始めましたため、仕事がなくなる絵師が多数出現いたしました。
この結果、仕事がなくなった絵師たちやこれから売れていくはずだった人たちが生成AIは悪だ!生成AIが自分たちの席を奪い取った!と考えて反AI思想に染まっていったのではないかと考えております。

反AI思想を持つ方には年齢の傾向ははっきりと見て取れるわけではございませんが、現在40代くらいの絵にしがみついてきた方(年齢で落とされるため新規で就職するのが難しく絵がなくなると生活に行き詰まる方たち)と若い方が多い現状を踏まえると、反AIは世代の犠牲者ではないかと思うことが多々ございます。

今回私が遭遇しました彼女の件は、若い方の事例となります。
実際に若い方が反AIに狂っている存在の証明になっているかと思います。
(全体の傾向として見られますので、彼女以外にもたくさんいらっしゃいます。年齢がわかる投稿をされている方も多数いらっしゃいますので、SNSの投稿を見ているだけでも「この若いな……」というのが感じ取れるのではないかと思います。)

ひょんなことから反AIに転じ、狂っていったひとりのかけだし学生絵師のお話は、これにて終幕とさせていただければと思います。

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  • 4本

コメント

4
ああ
ああ

絵しか描けない無能な人は生活保護受けろって話ですよね

GKMD5
GKMD5

よろしければそのBlueskyのアカウントを晒していただけれませんでしょうか?
より強力な証拠を見たいです

GKMD5
GKMD5

>あしえさん
ケースが違いますよ、先入観で人に反Aiとレッテルを貼るという行為をする前に考えてコメントすることをお願いします。
私は中立寄りなので

みんしーやん
みんしーやん

>GKMD5
たしかに、「単に愚かで説明できることに悪意を見出すな」という警句もあるように、言動不一致とチェリーピッキングをする悪意を持った反AIのなりすまし、というのは真実ではないのかも知れません。
その実単に愚かな人であるだけのことに、悪意のある人間なのではないかと、過剰に意味を見出していただけなのかも知れません。
変なレッテルはりをしてごめんなさい。今後は反AIのなりすましだとしか思えない言動をしたとしても、意図的に騙そうとしたわけではないんだ、と理解するようにします。

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