法政大ハンマー事件、いじめは「誤解かも」と韓国籍の容疑者 「付き合いがない」と襲われた側は話す

2025年1月31日 17時18分
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 東京都町田市の法政大多摩キャンパスで1月、学生8人がハンマーで殴られた事件で、警視庁国際犯罪対策課は31日、うち4人への傷害の疑いで、同大社会学部2年で韓国籍のユ・ジュヒョン容疑者(23)=八王子市=を再逮捕したと発表した。

◆当初は「いじめをやめさせるには殴るしか」と供述

 再逮捕容疑では、20~22歳の男女4人の頭部に全治10日のけがを負わせたとされる。同課によると、容疑を認めているという。

事件があった法政大多摩キャンパス=1月10日、本社ヘリ「あさづる」から(安江実撮影)

 同課によると、ユ容疑者は最初の逮捕時に「いじめをやめさせるには殴るしかない」と供述。押収した本人のパソコンからは2024年9月から今年1月までに40回以上「いじめ」という文言が検索されていたことが新たに分かった。2024年11月には、大学に「いじめを受けている」と相談していた。

◆いじめは確認できず

 ただ、殴られた8人は同課に対し「日常的な付き合いがない」という趣旨の説明をしており、他の学生や教職員への聞き取りを含め、いじめは確認できなかった。同課によると、ユ容疑者は「いじめを受けたと誤解したケースがあったかもしれない」とも話しているという。ハンマーは「別教室から持ち出した」としているが、確認は取れていない。
 事件は1月10日午後3時45分ごろ、授業中の教室で発生。ユ容疑者は後方に座っていた男女8人をハンマー(長さ約30センチ)で殴り、うち1人への傷害容疑で同日、逮捕された。

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