【西和賀町・スーパーオセン湯本本店で火事】数少ない食料品店が半焼…住民困惑
TVIテレビ岩手
27日未明、西和賀町の「スーパーオセン湯本本店」で店舗を半焼する火事がありました。町内に食料品店は少なく、「本当に困る」と住民は話しています。 今野あさひ記者リポート 「火事の現場です。あちらが燃えた売り場ですが、黒く焦げ、 崩れているのが分かります。普段ならすでに営業している時間ですが、店の周辺は静まり返っています」 27日午前4時ごろ、西和賀町湯本の「スーパーオセン湯本本店」の火災信号を受信した警備会社から警察に通報がありました。 火はおよそ4時間後に消し止められましたが、青果コーナーなどが燃えました。 店は営業時間外で人はおらず、けが人はいませんでした。 リーズナブルな商品が多く、遠方からも足を運ぶ人が多い、この店。 町民は、町の数少ない食料品店が火事で営業できなくなり困惑の声を上げています。 スーパーの隣に住む男性 「西和賀全体の住民の胃袋を賄っている店なので他にコンビニもない。本当に困る」 スーパーオセン総務 深澤司さん 「復帰の目途は、今、業者といろいろ話し合いながら、どういう形で復帰するか話しているところなので、完全復旧は難しいが、一部だけでも再開して、早く皆さんに商品提供できるようにしていきたいと思っている」 警察や消防は詳しい火事の原因を調べています。