ロシア爆撃機、日本周辺飛行 官房長官「警戒に万全」
防衛省はロシア軍の戦略爆撃機「Tu95」2機が30日に日本周辺を飛行したと発表した。午前から午後にかけて、戦闘機を複数機伴って北海道とサハリンの間の宗谷海峡上空、奥尻島(北海道)沖から男鹿半島(秋田県)沖の日本海上空を飛んだ。
Tu95は核兵器を搭載可能な爆撃機だ。爆撃機と戦闘機が飛んでいる間、同国軍の哨戒機も日本海上空を飛行していた。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して継続的に監視したという。
林芳正官房長官は31日の記者会見で「警戒監視と対領空侵犯措置に万全を期す」と強調した。飛行の意図・目的を断定するのは難しいとしつつ「ロシア軍は日本周辺での活発な活動を継続している」と指摘した。
ロシア軍を巡っては、2024年9月に今回飛行した宗谷海峡近くにある礼文島(北海道)北方の日本領空を侵犯した例がある。