NHK朝ドラ「おむすび」 商店街盛り上げに「オーロラ餃子」と「ほぼメロンなパン」 試食の聖人(北村有起哉)が秀逸な食リポ

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「おむすび」第81回場面写真から。さくら通り商店街のメンバーは商店街の盛り上げ策に頭を悩ましている(C)NHK

女優、橋本環奈がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜前8・0=土曜は振り返り)。橋本演じる福岡県の糸島で育ったギャルの米田結が、栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識とコミュ力で解決していくオリジナル作品だ。公式インスタグラムが28日更新され、神戸のさくら通り商店街を盛り上げるために開発された名物メニュー2品の画像と試食する商店街メンバーの動画が投稿された。

★以下ネタバレあり

投稿文によると、1品目は「太極軒のオーロラ餃子」で、「5色の色鮮やかな餃子は中まで野菜が持つ彩りが映える、舌にも目にも体にもおいしい一品です」という。また2品目は「佐久間ベーカリーのほぼメロンなメロンパン」。「生地にはメロンクリームが練り込まれ、たっぷりの白あんをサンドしたぜいたくなメロンパンです」と説明されている。「試食会ではみんなが思わず食リポを披露しました」とドラマの中の様子がつづられている。

放送では、商店街の「ヘアサロンヨネダ」に集まっているいつものメンバーは、ショッピングセンターが進出を狙っていることを憂慮。早期の対策をしなければと知恵を絞る。そんな中、パン店を営む佐久間美佐江(キムラ緑子)の娘、菜摘(田畑志真)は「商店街の名物メニューをつくるってどうかな?」と提案。会社では商品開発を担当していて、市場調査の経験から「商店街の小さなお店でも名物メニューがあるだけで行列ができるぐらい人が集まるんよ」と説明。さくら通り商店街には飲食店が多く、各店舗が、話題のメニューを作ってネットで拡散させれば人が集まるのではないかという。

メンバーからは飲食店しか盛り上がらないのではと危惧する声が起こるなか、結の父・聖人(北村有起哉)は、「俺はええアイデアや思う」「第一歩は商店街に人を呼び込むことや」と賛成。「目的はなんであれ、足を運んでもらえれば、整体さんここにあるんやとか、スーツの仕立てここでできるとか、パン屋の奥さん、なんやエレガントやなと、みんなに知ってもらえる」と自分の考えを披露する。

さっそく美佐江は「佐久間ベーカリー」でパン作りをする夫に斬新なパンのメニューを考えてもらい、「ほぼメロンなパン」が完成。また、年齢が高くて新たなメニューを考えづらい町中華「太極軒」マスターのために、聖人は大阪で子育て中の結を訪ねて相談。結が考案した野菜をいろいろ使った「栄養パンパン」で写真映えがよい「オーロラ餃子」ができあがる。

太極軒でさっそく商店街のメンバーの試食会が開かれる。「オーロラ餃子」は具材によって色が違い、赤はひき肉にトマトが混ざり、黄色はカボチャ、緑はピーマンに春菊、紫は紫キャベツ、オレンジはニンジンが入っており、メンバーは「インパクト十分や」「栄養のことまで考えてあるんやろ?」と感心。

菜摘は「元々ここの餃子、ジューシーで肉のうまみがウリだったけど、それぞれを生かしつつさまざまな具材がブレンドされ、目と舌で楽しめる一品になっとう」と、まるでグルメルポのような感想を述べる。

「ほぼメロンなパン」を食べた聖人も「このパン生地のもちもち感と表面のシュガーペーストのパリパリ感。このコントラストは絶妙や。何よりこのメロンをぜいたくに独り占めするようなこのドキドキワクワクの背徳感」と、菜摘に負けず劣らずの食リポをする。そして美佐江は「この調子で他のお店にもがんばってもうて、ショッピングセンターなんか追い出したる!」と張り切る、といったシーンが描かれた。

朝ドラファンからは「商店街の名物メニュー食べてみたくなる。ネットの拡散とチラシ配りがんばればきっと商店街も活気つくかと!?」「色的にどうよ?って思ったけど…まず食べてみないと分からない味ですね。メロンパンはまるでメロン。可愛いしこれは食べたい」「あゆ(結の姉・歩)が、お母さんのブログで宣伝すればいいじゃん?と言って、話題になる。という未来がみえます」といった感想が寄せられている。

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