”SNSで同僚を中傷”などで大学院准教授を2か月の停職処分
熊本大学は、SNS上で同僚の教員をひぼう中傷したりこの同僚に不当に金銭を要求したりしたとして、大学院の准教授を停職2か月の懲戒処分にしました。
熊本大学によりますと、大学院の人文社会科学研究部に勤める40代の准教授は、2022年3月、同僚の教員が開いたイベントに参加しました。
その後、この教員を侮辱する内容のメールを送ったほか、SNS上で教員が特定される形のひぼう中傷をしたということです。
また、イベントに参加した対価として、この教員に金銭の支払いを要求したということです。
大学によりますと、教員からの申し出を受けて准教授に事情を聞いたところ、イベントをめぐってトラブルがあったと認めたということです。
このため、大学はこの准教授を31日付けで停職2か月の懲戒処分としました。
熊本大学の小川久雄学長は「誠に遺憾で、被害を受けた方におわび申し上げます。再発防止と信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。