氷見市が委託する教育支援の協議会に出席した複数の大学関係者への謝礼を巡り、市の45歳の男性職員が不適切な事務処理をしていたことが分かり、市は今日付けでこの男性職員を懲戒処分しました。

市によりますと、2022年4月から2年間にわたり市が所管する「ひみ教育魅力化協議会」で講師の大学関係者への謝礼が支払われていないとの指摘が去年11月にあり、調べた所、決算上は支払い済みとなっていて、この不適切な処理が発覚しました。

企画政策部で口座を管理する立場にあった45歳の男性職員を問いただしたところ、不適切な処理は26回にわたり、総額25万円あまりとなるということです。

この男性職員はこの金を自分の引き出しの中に保管していたと話していて、全ての金額を返金し、市に被害はないということです。

氷見市はこの男性職員を今日付で停職6ヶ月の懲戒処分としています。
この男性職員は、今日付で依願退職しています。

富山テレビ
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